心の底からやりたいと思えること
書いた日:2019.7.16
将来やりたいことって難しい。
ぼんやりと、
人生は1回しかないから後悔したくない。
だから、全部の職業見た上で、これが世の中である仕事の中で一番やりたいって思える仕事をするんだって思ってた。
それか、絶対的にこの仕事がいいって思えた仕事か。
(だから、大学受験では、将来の選択肢を狭めない大学に行った。)
でも、そんなこと思ってても見つかるわけもなくて、
ずっと「将来なにしたいの?」って聞かれたら、
「わからないです。」って言ってた。
正直、趣味がある人が羨ましかったし、将来の夢がある人なんてほんま死ぬほど羨ましかった。
まあ、このまま見つからずに、就活のテンプレで自己分析して、マッチする企業探して、就職していくのかな、なんてぼんやり思ってた。
そんな時に、新しく始めた会社のバイトで、ある人に出会った。
その人は、本当にやりたいことに正直に生きてて、
良くも悪くもやりたくないことはやらないし、
とにかく自分の心にまっすぐな人だった。
高校から大好きな音楽とプログラミングをしてきてて、バンドが解散してからはプログラミング一本。
大学もやめて、大好きなプログラミングで収入を得て生きている人だった。
素直にかっこよかった。
「人生一回しかないんだから、やりたいことやらなあかんやろ。」ってごく当たり前のこと言われたのにそれがすごく胸に響いた。
親の脛をかじってのうのうと生きてた自分だったが、
一回しかない人生で本当にしたいことってなんだろうって、本気で考えさせられた。
そしてだんだんと
モデルに憧れを持ってる自分のに気づきはじめた。
自分はスタイルも良くなかったし(サッカーしてたから太ももが大根)、
秀でて顔がいいわけでもない。
頭の形もコンプレックスだった。
だから、失敗や批判を恐れて無意識のうちに本心に蓋をしていた。それは本当に自分でも気づかないくらい無意識だったと思う。
これが5月の上旬。
年齢的にももう今しかできないし、
とりあえずダイエットを始めた。
でも、相対的1番または絶対的にモデルがやりたいかと言われると全く確信はなかった。
5月の中旬に友達に誘われて、対話で自己分析をしようというセミナーに参加した。
そのときに、自分の能力とか今の環境とか全く無視したら、何したいって聞かれた。
そのときは自信なくて恥ずかしくて言えなかったけど、モデルだなって思った。
同時に、自分の能力とか今の環境とかにより、やりたいことは見えなくなってるということを知った。
その後、そのセミナーに誘ってきた友達とビデオ電話している時に、
「自分はやりたいなって思ったことを本気でやってみたら、その魅力にさらに気づいて、それが本当にやりたいことになった。」
と言われて、はっと気づいた。
本気でやってみたら、やりたいと強く思えることになるかもしれないこと、
逆に言えばやってみなきゃと分からないということだった。
そして相対的にやりたいことを見つけようとしたら、
全部やってみなあかんし、それだけで人生が終わってしまうということだった。
すごく当たり前のことになんで今まで気づかなかったんだろうって思ったけど、
冒頭で話したように、絶対後悔したくないっていう強い気持ちが将来やりたいことを見つけられない原因になってたのかなと思う。
今まで部活動や委員会、サークルなどを選んできたが、その時に全部やってみてから選んだことなんてなかった。
同じように、やりたいって思ったことに素直に、選択をしていけばいいんだなと思った。(お金が生まれるようにしないとなんだけど)
絶対にモデルがやりたいかと言われると確信はないけど、人生かけてもそれは分かるか分からないことに気づいて、
それやったら今やりたいって思った気持ちに忠実に、
やってみることが一番だって思えた。
違かったら、またその時に考えたらいいと思う。
(この文章は理想論だって思われちゃうかもしれない。
現実を見ることは大切だし、理想だけでは生きていけないと思う。
だけど、現実を度外視したときに、自分がやりたいことが何なのかをきちんと把握しておくこともそれと同じくらいか、それ以上に大切なのかなと思う。)
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