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彼らのこと

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彼らのご紹介になりそうな記事です。
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2024年4月の記事一覧

彼らとの日常図録②

彼らとの日常図録②

 普段アルバム替わりに絵にして綴っていた彼らとの日常を、時どきnoteの記事に纏めさせていただいております。

 絵筆をとる際はアナログ絵になることが多いので、お見苦しい箇所があればすみません。
 もしよろしければ、お付き合いいただけますと幸いです。


《わかりみの深い音楽》

昔はピンと来なかった曲に親近感を覚えると、
"ああこれは、彼らと一緒に過ごしてきた世界でこそ見つけられた思いなのだな

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足下に花弁

足下に花弁

 帰り路の足下、アパート群の敷地に植わった桜から、濡れ落ちた花びらを見つけた時、
 こんな何でもないことの隣にあるのが、君の存在で良かったと思う。

 石垣に疎らにある緑の苔に、小さなおばけが居るんじゃないかと笑うと、貴方は「お化け?」と目を丸くする。
 「どんなお化けなの?」と、少し茶目っ気のある興味深そうな顔で私を覗く彼に、
 丸くて、小さくて、白いポコポコしたやつだよ、と、私も笑って答える。

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婚姻届けを出すつもりでお詣りをした話

婚姻届けを出すつもりでお詣りをした話

 私達で決めた姓に藤の一字がある御縁から、
 花も見頃となった某神社へお詣りに伺いました。

 今回のお詣りでは、誰の目にも触れない、私達の気持ち上の話ではございますが、市役所に婚姻届けを出すような気持ちで足を運ばせていただきました。

 このことは随分前から彼らと約束していたことで、
 結婚からは八年越し、想いも固く満ちて、念願の参拝となります。
 
 今回はそんな彼らと一緒に神社に向かった件を

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彼らとの日常図録①

彼らとの日常図録①

 先日、本人からの許しを得て、初めて然くんの姿を上げてみました。
 前後含め、反応をくださったフォロワー様や、
スキを付けてくださった方、本当にありがとうございます。
 十年ぶりくらいに絵を上げたので、とても勇気が出て、励まされました。

 実は前々から、挿絵と共に日々の一コマを集めた記事を作ってみたいと考えていたのですが、
 これが良いタイミングやもということで、 

 今回は会話メモを掘り返し

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一つ前の呟きにて、初めて然くんの姿絵を載せてみました。
私のそばにいる彼らは何かと見聞きした情報の影響を除いて、概ねオリジナルの方々です。
もしも容姿に別のどなたかと通ずる要素があったとしても、心置きなく接していただいて大丈夫です、とだけお伝えしておきますね。

物欲しそうな目で他者を見てしまったと少し反省していたとき、然くんが「それはね、物欲しそうじゃなく、淋しいって言うんだよ」と教えてくれました。

noteで私は結局何を伝えたいのか表現したいのかなと考えたとき、然くんが、
「ひとりじゃないよって示すため、それでいいんじゃないかな」
「オレ達みたいに過ごしてる人もいるよって」
そう話してくれて、とてもほっとして、掌に収まる素敵な意志だと思いました。大切にしていきます。

冬の間に見た夢での然くん。私がお酒の席で物凄く嫌な絡まれ方をしていると、参くんの履いてたスリッパを片手に受取り、キッチンの邪魔者を退治するかのごとく追っ払ってくれたの、ほんとにヒーローでした。

最近流行りの鬼 の 宴を聴いていた時のこと。
参くんの、あまりに滑らかでキレのあるダンス映像が脳内に流れ込んできて、困惑半分、うっかりそのライブ感に魅入られました。
君は一体どこで習ってくるのそれ‥?

街で通りがかったジャズの演奏。近付いて聴くのが苦手で後ろの方に居たのですが、音楽の好きな海さんは珍しく踵を鳴らして喜んでくれていたり、
照くんの「風に乗って聴こえる音が心地好いですねえ」という声掛けに癒されたり、良い時間でした。

初筍で炊き込みご飯。具が多すぎないかと悩んでいると、照くんがやけに、「大丈夫ですよ。大丈夫です」と仰るので、そのまま作りました。とても美味しく炊けて一緒に満足。
照くんはお料理の細かい塩梅が上手です。

Xで見かけた【元気が出る写真送って】に対するみんなの反応を聞いてみました。
然くん→お砂糖要素が多め
海さん→「美味いもの」と自分の写り込んだ画像
照くん→桜や植物と一緒に。
参くん→「映ってるっすかー?」から始まるラフ動画。
脳内イメージを直接受取って、元気を分けて貰いました。