私は強くない

やりたいことが生まれたらそれのことしか考えられなくて、すべきことが後回しになってしまうことが嫌だ。

でも、これって今に始まったことっていうか、過去を辿ると仕方のないことなのかなとも思う。

大学生になるまでの18年間はやりたいこととやるべきことが一致していたと思う。

高校生になりたいから勉強する
大学生になりたいから勉強する

そんな感じがする。

でも、今はどうだろうか。

やりたいことがどんどん増えて
すべきことがどんどん増えて
なんだかバランスを取るのが難しい。

これが大学生という身分なのであろうか。
大学生の特権である時間の自由度を存分に利用しているが故の贅沢な悩みなのであろうか。


私は計画立てて行うのが大の苦手科目である。
そう、致命的とも取れる。

計画すればするほど何をどうすればいいのかわからなくなる。
衝動的に行動しているときは無意識で行えるのだけど、意識するだけで無力化してしまう。

でも、私はそんな私が好きだけれど、大人になるにつれ必要とされるスキルを行えない自分に嫌気がさしてしまう。


小学生のころから周りとの違和感は抱いていた。
けれども私は努力家で向上心があって、比較的器用な方だからこれまではこなせてきた。

今になってそれが苦しい。

私に出来ることは山ほどあるのに、他の人が出来る私に出来ない部分を見つけるとすごくストレスだ。
比べなければいいのに比べてしまう、滑稽な話である。


ずっと何が原因かを知りたくて、でもその原因を知ってしまえば言い訳にしてしまうかもしれない自分が怖くてずっとタイミングを見送っている。

苦手なことをする苦痛さを今すごく感じている。

早く辞めたいけれど、辞められない事情があるのか?それにすがっているだけか?ちょっと休むという選択肢はないのか?そこを離れては私は生きていけないのか?いや、そんなことはない。私は自分で自分の道を開ける人間だから大丈夫だ。

でも、どうしたらいいのかわからない。

何をどうすればいいのかわからない。
でもこれ以上自分を削るのも嫌だ。

とりあえず、今の私に出来ることはラジオを聞きながら買ってもらった激カワコンバースに防水スプレーをかけることと、明日食べるためのサラダを作ることだ。

脱雪見だいふくのために少しでも努力を
好きになれる自分のために少しでも努力を
自信を得られるように少しでも努力を。

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