見知らぬ留学生からお菓子を買った

お久しぶりです、ポン酢です。
今日学校帰りに経験したことを記したいと思います。


駅に向かっていたらそこに女性が紙袋を持って通行人に何か紙を見せていました。
遠目から「何してんだー」と思いながら私も他の通行人と同じように通り過ぎようとしていたのですが、差し出された紙を見てみると大体このようなことが書かれてありました。

私は留学生です。コロナの影響でアルバイトがなくなったのでお菓子を販売しています。

このようなことが書かれていました。
通りすぎたもののなんだかもやもやして改札を通ることができず、彼女の元に戻りました。

留「え!いいんですか!」
ポ「現金あんま持ってないので買えるかわから 
  ないんですけど
  これって何ですか?」
留「これはイタリアのチョコレートです」
ポ「いくらですか?」
留「400円です」
ポ「じゃあもらいますね
  バイト無くなったら大変ですよね
  飲食店ですか?」
留「??」
ポ「ご飯系ですか?」
留「あっ、お弁当を作る工場です
  大学生ですか?」
ポ「そうなんですね
  そうです」

こんな会話を交わしました。
これが買ったチョコレートです。
普通に美味しい。

わかれるときなんと私が声をかけたのかも言う覚えてないのですが、少し後悔しました。

もっと彼女と話せばよかったなーと思ったんです。
滅多にこんな機会はないのに勿体ないことをしました。
たくさんの人が行き交うなか、どれくらいその場で何を考えながら販売をしていたのか知りたかったなと、電車に揺られながら考えました。
父にこのことを伝えると「もっと喋らな〜〜」と言われてしまいました。
私は彼女の手助けをしたことで満足してしまったのでもっと広くものごとを見ないとダメだな、とも思いました。

あの彼女すごいですよね。

私は一度バイトでティッシュ配りをしたことがあるのですが、とても辛かったことを覚えています。
通る人通る人なかなか受け取ってくれません。
会釈する人もいれば、ガン無視する人もいます。
それを異国の地で生計を立てるために自ら行動していることに尊敬しました。
すごいな〜
ほんとに今はこれしか出てきません。
あー、なんでもっと喋らんかったんやろ
別れるときもなにか言葉をかけれたらよかったなと思います。

やっぱり、自分にできないことをできる人ってすごいですよね。
尊敬します。

彼女のおかげで私も頑張らないと、とまた思えましたし、学校で少し落ち込むことがありましたが、素敵な気持ちになれて、素敵な一日になったなとおもいます。

【補足】
彼女の行動の真意は私にはわからんけど、それでも私は後悔してない

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