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Have Fun!

子どもが保育園や学校、習い事にいくとき、なんて声をかける?

「頑張って!」

と、声をかける人が多いんじゃない?

「学校頑張って!」とか「練習頑張って!」とか。特にスポーツの試合だと「試合頑張って!」と声をかけるんじゃないかな。

わたしもそうだった。

けど、ふと思ったんだ。

親から「頑張って!」って言われたら、プレッシャーを感じるんじゃないか?と。

もちろん親として自分の子どもに期待する。ただ、それを言葉で子どもに表現する必要ないんじゃないか?と思ったのだ。

海外でそんなことを考えていたとき、お父さんが子どもに対して「Have Fun!」と声をかけているのを聞いたんだ。

いい言葉だな、と思った。

子どもたちには楽しんでもらえれば良い。
スポーツでも音楽でも勉強でも。
なんでも楽しんでほしい。

究極的に、人生は楽しければいい。

勉強させて、いい大学を卒業して、いい会社に入って、お金を稼いで。
周囲からみたら恵まれた人生を送っていたとしても、それが子どもにとって楽しくなかったら、親としては悲しい。

親の役割は、無理に子どもに頑張らせることよりも、子どもが楽しめるモノを見つけられるように選択肢を与えたり、楽しむ方法を寄り添って一緒に考えてあげることなんじゃないかな。

かけてあげる言葉も、

「頑張って!」

じゃなくて、

「楽しんで!」

なんだろうな。と思った。

大人たちもどこか自分を見失って、世間が定義した「しあわせ」を目指して、頑張り過ぎている気がする。自分に正直になって、いまを楽しもう、って姿勢を思い出せたら、もっとしあわせになれるかも。

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