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韓日共同高等教育留学生交流事業(修士・博士)について

韓日共同高等教育留学生交流事業(修士・博士)について

私は「大韓民国政府奨学金(KGSP)」を通して大学院留学をしているのですが、こちらの奨学金については、別の記事で詳しく紹介しております。

さて、私が今回お話するのはKGSPと同じ韓国の国立国際教育院が主催する日本人だけを対象にした奨学金事業です。

KGSPは世界各国から奨学生を募集しており、国ごとに定員があります。

志願資格や、支援内容、提出書類は「Study in Korea」というサイトの「GKSからのお知らせ」という掲示板から過去の募集要項が確認できるので、見てみてください!

募集要項を確認いただければ分かる通り、奨学金の待遇や提出書類はKGSPとほぼ同一です。

しかし、あまり知名度がないことから2020年後期入学も募集人数11人のところ合格者3名のみです!

KGSPはある程度知名度もあるため、不合格になられたかたもいらっしゃったようですので…KGSPとの違いをよく理解して、ご自身の希望に合えばねらい目の奨学金かと思います!

では、以下で本奨学金の特異事項を説明していきます。

出願できる大学は指定された7校のうち1校!

本奨学金で応募できる大学は下記の7校のみです。

江原大学校(강원대학교)、啓明大学校(계명대학교)、大邱カトリック大学校(대구카톨릭대학교)、大邱大学校(대구대학교)、新羅大学校(신라대학교)、中央大学校(중앙대학교)、弘益大学校(홍익대학교)

上記大学の内、自分の希望する大学1校に必要書類を提出します。この点が大使館でまず審査があるKGSPとは大きく違う点ですね。

私は自分の希望する学科のあった1校に応募し、書類提出後Skype面接がありました。もうどの大学かバレると思いますが、通翻訳学科志望だったので電話越しに同時通訳試験を受けました…ボロボロだったけど^^;;

学校によって独自の審査方法や別途必要な書類がある可能性もあるので、学校ごとの募集要項も参考にしてください。

KGSPとの併願不可

韓日共同のほうが、募集の締め切りが早いですが、最終合格が出るのは4月ですので、KGSPと併願できるのでは?と思い、国立国際教育院に問い合わせましたが、併願不可とのことです。

ではなぜ韓日(以下略)に応募した私がKGSPにも応募できたのか?

それは、電話面接の2日後に「志望していた学科が定員未達で開講されない」と言われ、辞退したからです(笑)

「他の学科に変更したら合格にするよ!」と言われましたが、私はその学校に行きたかったのではなく、通翻訳を勉強したかったので、お断りしてKGSPに志願しました。

正直、電話面接で同時通訳試験まで受けたのに学科開講しないとか…分かってたんじゃないのか?と心の底で腹が立ちましたが…。

1年間の予備教育課程なるものがある

KGSPでは志願時にTOPIK5級以下だと語学研修期間がありますが、韓日では学校独自に行う予備教育期間があります。通常は1年間、TOPIK5級以上の場合は6か月間あるそうです。

募集要項を見る感じ、韓国語、韓国文化、専攻基礎、研究計画書作成などを行うとのこと。

ちなみに、私は志願時にTOPIK6級合格しており電話面接で「予備教育課程」では何をするんですか?と聞いたところ

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