△やってみたいをやってみたに変えてみたい話
noteやその他のSNSを見ていて「それいいな、わたしもやってみたい!」と思うことが、よくある。
しかし思うだけでやらずじまい(いったいいつから思ってるんだろう…)という事態になりがちなので、まずは「やりたい」の可視化をするべく、思ったときにすぐ書き足していくスタンスで、この記事をしばらく温めていた。
以下は、8月7日からのひと月でリストアップした「やりたい」たちだ。
梅酒/和菓子作り/一日乗車券/多肉植物/お取り寄せ/四国旅行/プリン作り/ポートレイト
名詞の羅列でごちゃついているので、整理してみる。
1日でできること
和菓子作り体験に行く
一日乗車券を使ったお出かけ
何かおいしいもののお取り寄せ(届くまでの日数はかかるけれど、選んで注文するという自分の行動だけなら1日でできる)
プリンを作る
友人と互いに撮り合う、植物園かどこかで
日数を要すること
梅酒を漬ける、梅シロップを作る
多肉を育てる
四国を全県まわる
実現するためには
書き出してみてわかったのは、わたしの「やりたい」が比較的、実現可能なものばかりだということ。特に、1日でできることが5つもあることには衝撃を受けた。なぜやらない?たった1日だぞ。全部やっても5日。時間をうまくやりくりすれば、1日に複数こなすこともできそうだから、もっと早いかも。ぜひやりたいものだ。
対して、日数を要する項目にあがったものは、実行するために何かしら道具を必要とするものが多い。瓶、氷砂糖、植木鉢。作業自体は恐らくあまり難しくないのだけど、そういった道具を買い揃えるとなると、やりたい気持ちだけでは着手しづらい。継続してやるのかどうか、どの程度の本気度合いでやるのか(予算の充て方、保管場所の確保)等、慎重になってしまう。
ただ、旅行は「そのための連続した日数」を必要とするけれど、それ以外の梅酒や多肉については、「日常の中のほんの一部(数分〜小一時間)をそこに費やす」ことの「連続」に過ぎない。つまりは、消費労力としては「1日でできること」相当なわけで。なぜやらない?(2回目)
ここで、だって道具が要るからさ、すぐにはできないからさ、などと言い始めれば、それは言い訳の無限ループの始まりだ。
ちなみにもっと現実的なところでは、買ったきりになっている本をちゃんと読みたいだとか、増税前にメガネを新調したいだとか、そういう「やりたい」がそこここに転がっている。
まずはこれらを片付けないことには、リストの項目にチェックのつく日は来ないだろう。ひとつやればひとつ終わる、というのは母の口癖だ。たくさんやることがあっても、焦らずひとつずつやりなさい、と。
リストが登場する本
ここまで書き進めたところで、リストアップの際に「〜したい」という文型を選ばなかったことに気がついた。リスト中の項目は、どれも名詞形または断定形だ。意識こそしていなかったものの、これはドリフターズ・リストの書き方に従っていることになる。
太陽のパスタ 豆のスープ(宮下奈都)の中で、主人公のあすわが取り組んでいるものだ。したい、と書くよりも、する、の方が良い動機づけになるらしい。
思わぬタイミングで #おすすめ本 の紹介を挟むことになったが、何かに迷っているとき、あるいは日常に物足りなさを感じるとき、前を向くきっかけをもらえるような小説だと思う。興味のある方はぜひご一読を。
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【ひと月後(10月7日)の状況を公開しました】
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