見出し画像

スキだけじゃ足りない

わたしがタイムラインを全読みしがちであることは、以前から何度か述べている通りだ。

人の記事にスキをつける機会が少ないのも、実はそのせいじゃないかと、このごろ思っている。

どういうことかと言うと。

基本的にぜんぶ読んでいるから、既読のような感覚でスキを押すことはあり得ない。

ぜんぶ読めるくらいの数しかフォローしていなくてタイムラインに流れてくるのは基本的にぜんぶ好きな文章だから、それらの全てにわざわざスキを押そうという発想にも至らない。

この2つの理由から、わたしはあまりスキを押さないのだ。たとえスキだと感じても、ぜんぶにそれをつけてまわるのではなくて、その中でも特に好きなものにだけつけたくて、スキを押すことに対して慎重になってしまう。

では、日頃わたしがいただくスキは、どうだろう。

ほぼ全ての投稿につけてくださる方もいれば、特定の話題において欠かさずつけてくださる方もいるし、タグからたどり着いたであろう初めましての方、はたまたこちらでは計り知れないご自身のタイミングとセンスでつけてくださる方、など様々だ。様々ではあるものの、だいたいの傾向として、皆さん、わたしよりも多くスキを押されていると思う。

既読の印のごとく押すことも、人脈作りの一環として黙々と押すことも、否定はしない。でも、ちょっとだけ、寂しいなと思うのだ。そんなにたくさん押してくれて、嬉しいけれど、でも、あなたが本当に良いなと思ってくれるのはどんなものなの?と。

そんな一方的な価値観からスキをあまり使わないわたしは、見方によっては冷たい人だと思われているかもしれない。こいつにはスキをつけても返してもらえないぞ、とか思われてるのかも。

スキをつけないからと言って、読んでいないわけではないし、好みに合っていないわけでもない。フォローしている時点で、もうスキなのだ。

でも、そうは言ってもやはり伝わりにくい部分も多かろう。スキが一番、直接的に届く。わたし自身が、いただいたスキに対して、そう思うからだ。わたしも、それを誰かに与えたい。

だからわたしは、スキボタンと、さらにスキボタンが欲しい。

2種類あれば、スキボタンを、それこそ既読のごとく、読んで心地よかったもの全てに使うことができる。その中でも特にいいなと思う、現状スキをつけさせていただいているようなものには、さらにスキボタンを適用する。

もちろん、スキをランクづけするのは、それはそれで心苦しいことでもあるけれど。わたしのようなユーザーがためらわずスキを押せるようになるという点で、一定のメリットはあるだろう。

さらにスキボタン、もうちょっと良い名前を思いついたら、実現に近づけそうな気がするのだが。

七志野さんかく△

お読みいただきありがとうございました。みなさまからのスキやフォロー、シェアなど、とても嬉しいです! いただいたサポートは、わたしもどなたかに贈って、循環させていきたいと思っています。