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花のある暮らし〜わたしなりの楽しみ方〜

このごろ、暮らしの中にお花を取り入れることが流行っていますね。サブスクの広がりで、お花を扱うサービスがたくさん出ていることも、その一助となっているのかな。

「世の流行り」にはめっぽう疎いわたしですが、お花は以前から好きで、ときどき飾っています。結果的にちょっとブームに乗っかれたっぽくなっていて、おこぼれ的なラッキーさを感じつつ(笑)

いろいろなサービスがあるということは、それだけ、いろいろな需要があるということで。わたしも、複数のサービスを検討しては「この部分はわたしの求めているものと違いそう」だとか「わたしにとってはこういうところが魅力的!」だとか、思考を巡らせてきました。

このごろ、そういう迷いに区切りがついたというか、わたしなりの楽しみ方が定まってきたように思うので、書き残してみようと思います。ポイントは大きく分けて3つです。

1.鉢植えは持たない。切り花に限る

わたしが楽しむお花は、基本的に切り花です。理由は下記noteにて既出。

日々のお手入れの工程数から言えば、切り花のほうが手がかかるイメージはあります。水が濁るとか、見た目の上での問題も多いですし。
でも、切り花は「好きなときに買える」「飾らない期間があっても良い」という自由度の高いところが、わたしにぴったり。

そう、鉢植えだと、咲いている時期もオフシーズンも関係なく、基本的には365日ずっと、気にかけてあげないといけないものね…。そういうマメさが、わたしには足りないのかもしれません。

2.定期便は対面受取のものを

これは我が家のスペック的な都合によるものですが、わたしが住んでいる賃貸マンションは、ポストが小さめ。「ポストに届くから不在がちな方でも大丈夫!」という売り文句を掲げたサブスクも多い中、うちのポストには厚みのある箱が入らず、そのメリットがなかなか享受できないんです。

でも対面受取のできるサービスでは、箱のサイズが大きくなる分、1回あたりのお花の値段や、送料が別料金であればその送料も、高額になってしまいます。広いおうちで数ヵ所に分けて飾る予定があるとか、金銭的なゆとりがあるとかでない限り、継続は難しくて…。

そんな中で出合ったのが、HitoHanaさんの定期便。

何段階にも分かれたコース設定の中から、好きなボリュームやカラーを配送ごとに選ぶことができます。決まったコースで続けなければならないわけではないので、サブスクでありながらも自由度は高めだと思います。

そしてこちらのサービスは、一番小さなボリュームの場合、ヤマトさんの宅急便コンパクトで発送されます。

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大きくなりすぎず、ひとり暮らしのこじんまりした部屋にちょうどいいボリューム感。低料金でも、ポスト投函ではなく手渡しで受け取れるのが、嬉しいポイントです。

3.定期便だけに頼らず、お花屋さんにも行く

これはほんとに人によると思う…!
あくまでもわたしの場合ですが、お花の入手元をサブスクだけにはしていません。サブスクに何を求めるか、ですよね。「定期的に届く」ことを重視していて「自分で買いに行く時間or行けるお店がない」ような人の場合は、完全にサブスクに委ねてしまうのがおすすめ。

わたしは、サブスクを「自分では買わない種類のお花との出合いの場」とみなしている部分が大きくて。
お花屋さんの店頭で出合いづらいお花や、見かけるけれども合わせ方がわからなかったお花が、サブスクではバランスよくブーケになって届く。それをサブスクのメリットだと考えています。

たとえば、下の写真の配送回で言うと、フリージア(中央)。

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好きなお花だけれど、斜めにのびる独特なフォルムで、先端のつぼみが咲いていくにつれて変化するので、どうやって合わせればいいのか自分ではわかりませんでした。
それが定期便では、同じくラインが綺麗なアイビー(左)と一緒に届いて。なるほど~!と。そういうところに定期便の良さを感じています。

一方、お花屋さんにはお花屋さんのメリットがあります。特に顕著なのが、長く楽しめるタイプのお花。切り戻してどんどん短くなることを考えると、茎がある程度長い状態でお迎えしたいんですよね。そういう需要に応えてくれるのは、サブスクよりもお花屋さんで購入する花材だと思います。

それに、定期便で届くお花は、届いた花材がすべて同じ日数だけ元気でいてくれるわけではありません。長持ちするものもあれば、早めに見ごろが過ぎてしまうものも。
そういうときでも、近所のお花屋さんを併用することで、サブスクで届いたときとは違った組み合わせで楽しむことができます。ある種、着回しみたいな感じ。詳しくは次項で!

今週届いたHitoHana定期便

今回のメインフラワーはアガパンサス(左)。
ここにバラ(手前)/トルコキキョウ(奥)/スモークグラス(右)が加わって、ブーケになっていました。

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この中だとアガパンサスが長持ちしそうなので、今回はこれを着回していきたいです。
アガパンサスwithカスミソウ
アガパンサスwithブルースター(下記引用部ではオキシペタラムと表記)
とか、どうかなあ…。

合わせるお花は、自分で考えるときもあれば、HitoHanaさんから配信されるメールを参考に選ぶときもあります。HitoHanaさんのサービスでは、お届け内容のメールに書かれているのが、実際に届く花材の確約ではなく、候補の紹介なんです。
今回は「お入れしているお花」として

カーネーションorバラ
スモークグラスorバーゼリアorタラスピorリョウブ
トルコキキョウorキキョウorオキシペタラムorコスモスorラベンダー
アガパンサス

との記載がありました。
だから実際に届いた花材以外でも、この中に出てくるお花はアガパンサスとの相性がいいのかな♪
というように、応用して考えることができ、とても便利です。

定期便のレビューで「実際に届く花材をちゃんと知らせてほしい」という意見を見かけたことがあるので、自分で買い足す予定のないユーザーさんには不人気なシステムかもしれませんが…。わたしはこの不確定要素を逆手にとって、楽しんでいます。

今は届いたばかりでどの花材もまだ元気だけれど、アガパンサスの咲いている個体が重たそうに首をかしげていたので、ちょっとだけ活け替え。アジサイにもたれさせて、休憩してもらうことに。

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↑ これはこれでかわいい

ちなみにアジサイは祖母からもらったものです。実家(祖父母同居)の庭で咲いたお花の、おすそ分け。

まあそんなわけで!(どんなわけ?)(おすそ分けのワケとはちがうよ!)

長くなってしまったけれど、切り花を暮らしに取り入れるのはとっても楽しいし、自由だし、好きなように付き合えます。総じて言うと、これに尽きるかな。

他の記事でもよく書いていますが、「今の」「わたしの」楽しみ方なので、同じわたしであっても月日を経て別の考え方を持つ可能性もあるし、わたし以外の人にとっては全く楽しめない手法かもしれません。
それでも、今のわたしを書き残していくことは、わたしがnoteで大切にしていることのひとつ。今回もまた、新たに「好きなこと」について書くことができて、楽しかったです。

これから暑い時期になるとどんどんお花のもちが悪くなるけれど、無理のない範囲でお花を楽しめたらいいなと思います。それでは、また。

七志野さんかく△

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