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恋の色

痛いくらいに揺らぐ感情に
気づかないフリをするの、もう疲れちゃった

なんて簡単に言えたもんじゃないから
その優しく微笑んだ表情も、
ふとしたときにみえるかわいさも、
きっとなんてことないことだけど
勝手に "特別" なんてことにしてみたいだけ

手を伸ばせば届く距離にいるなんて
たったそれだけのことなんだって
抜けた風に身を隠して


となりにいることが当たり前なんだから
少しの "特別" に浸るくらいいいよね
って、隠すように見せびらかすように
想いを形にこめてみたの
君以外は気づいてるのに
君だけなにもしらない "特別"



何気なく触れた手だって
分け合ったアイスだって
"特別" に感じちゃう充分すぎるきっかけで
ひと口だけじゃ語れないワケなんだ

"恋" とか "好き" の言葉だけで
済ませたくないよ
抜けた風に身をとかして


となりにいることが当たり前なんだから
少しの "特別" に浸るくらいいいでしょ?
隠すように見せびらかすように
想いを風に浮かばせてみたの
君以外は気づいてるのに
君だけなにもしらない恋の色

どうか滲んでいって恋の色