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僕として、君として

僕の中の 「普通」ではきっと君を満たせない
君の中の「普通」に僕は届くことなんてない

「そんなの普通だよ」
「普通にやればできるよ」
そんな言葉の数々を並べられて気づいた
"僕は普通じゃないの…?"


君のものさしで僕をはからないで
弦楽器に消えてく声に耳ひとつも傾かない
きっと明日も同じなんだろうな



君の隠した強がりに気づく余裕なんてなくて
僕は僕しかみえていなかった

「努力したことないから」
走り続ける君がゆう
「みんな何かに努力していて尊敬する、私はまだまだ足りないから」
って笑う君はどこか哀しそうでした



誰かのベクトルで生きることに
価値を見いだす必要があるのか
誰かに認めてもらうことに
重きをおくことばかり

もう 此処に生きたくないな
ひとりの人として見られたいのに

そう思ってしまうことも
「弱さ」に片付けられてしまうかな


僕として、君として、
ひとりの人として生きていたいだけなのに

誰かのものさしを基準とする排他的な世界なんて
息が詰まるだけだ


あなたのものさしではからないで
白い目ばかりむけて耳ひとつも傾けやしない
もうなんでもいいや
反面教師にして生きる、それだけだ