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【走馬灯】中学生編

中学生の頃、私は何度か告白された。
合計10〜20回くらい。

接点のない先輩、同級生の頭のいい男の子
仲良くしてた男の子の友達
別に仲良くない同学年の男の子

何年生の時に何人、何回、誰々君と
告白してくれた名前と時期を詳細には
覚えてないけど全ての人に共通して
覚えていることが一つだけある。

告白された後、気まずくなった。

理由は、
私の返事がYESじゃないからなんだけど。


元々仲良くない人なら影響がないから良いが
仲の良かった男の子は困る。

私と仲の良かった男の子の時間が
「楽しい」から「気まずい」に変わり
私は告白されたことで「損」をする。
告白した男の子もきっと「損」してる。

男の子はみんな私に付き合えると思って
告白してきたのだろうか。

でも、そうとしか考えられない。
告白は断られることも気まずくなって損をする
リスクもあるんだから。
後のことを何も考えていないのであれば
言葉が悪いが、そんな馬鹿とは恋愛だけではなく
人としても付き合いたくない。

もしくは、男子同士で集まって会議をして
私を初めての告白練習台として
利用しようと決めていたのかもしれない。
何でもいいけど私に損をさせるのはやめてよ
と思っていた。

大人になった今は、告白された後も
(中学生の頃に比べたら)
上手く関係を続けられるようになったと思う。


なんであんなに告白されたのか
100パーセントはわからないけど
可能性として考えられることはある。

私は学年で1番モテる女の子と仲が良かった。
というか、いつの間にか一緒にいた。
(NO.1モテ女のその子をHちゃんと呼ぶことにする)


小学生まではずっと1クラスで6年間全く同じ
顔ぶれだったが
中学では2つの学校が合同で3クラスになった。

Hちゃんは、私とは違うT小学校で1番可愛く
友達はHちゃんの事をボスと呼んでいた。

中学一年生の時、T小学校から来た子と
友達になり、Hちゃんが私に目をつけていると
いう話を聞いた。

なぜかわからないけど嫌われないようにしようと
思って上手く付き合ってたら、
中学二年生の頃にはいつも一緒にいる子が
Hちゃんになっていた。

Hちゃんは男の子と仲が良く、
モテる理由がよく分かる。

お待たせしました。
私がなぜ沢山告白されていたのかの話に戻るが、
Hちゃんは男の子が私に告白するように
応援するメールを送ったり
直接励ますようなことを言っていたらしい。

そして、私が振った後、慰め
Hちゃんが告白をされていたそうだ。

流れとしては、
①Hちゃんが男の子に告白を促す
②男の子がおのだに告白
③おのだお断り
④傷心の男の子を慰めるHちゃん
⑤男の子がHちゃんに告白

Hちゃんが沢山告白されたくて
私を利用していたのかわからないけど、
私は色んな人から告白されるのが迷惑だった。

でも私はHちゃんのことは嫌いじゃなかった。
むしろ尊敬していた。

男女両方から相談を受け、頼られる。
ちょっとワガママだけど、素直に自分の意見が
言える。
振った男の子とも仲良くできる。
私にはカリスマに見えた。

プリクラの落書きも写真を撮る時の写り方も
この人は他の人とは違うとハッキリ分かる
センスを感じた。

下ネタを言うのは勘弁して欲しかったけど。

小学生の頃まで繕って明るく素直っぽく
振舞っていたけど、Hちゃんを見て
私も本当の素直な自分で愛される人になりたいな
と思った。


自分の内側の話ばかりなので、他のことも書くと
部活は陸上をしていて
100メートルとハードルで2位になったことがある
2位というのが何とも私らしくていい。
リレーでも上位に入って県大会か何かの大会に
出た。
私は試合における勝敗にこだわりがないので、
1位でも最下位でもいいと思っている。
ただ、団体競技では全員のマインドが同じ
わけではないので、1番やる気のある人が
満足できる行動を取るのが
私の最低限やらなきゃいけないことだと
思っている。

正直それが面倒臭いから団体競技は嫌だ。
私はそんなに頑張りたくないもん



勉強は相変わらず好きじゃなくて
夏休みに1回補習に行った記憶がある。
先生と仲が良かったので、補習は楽しかった。
教わった勉強内容は覚えていないけど。
ごめんね、先生。

まとまらないから強引に〆るけど
中学では本当の素直な自分を探したいと
思った時期だった。

そして、これからされる告白は
人から誘導されてするものじゃなく
本当の私を見て好きだと思ってくれる人から
受けたいと思った。


あ、あと、カリスマ性が欲しいと
思いはじめてしまった…(震え声)

そうか。これが原因で私は迷走したのか…

自分の過去に取った行動の意味が分かって
恐ろしさと面白さでニヤニヤしている。



次の高校編は、さらに黒歴史感満載な
noteになることが既に分かっているので
書くのがちょっと恥ずかしいけど楽しみだ。

では、また次回の走馬灯で。