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”あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です”

タイトルのこの言葉。久しぶりに思い出したので、ここに記録しておきます。またこれからも、ふとした時に思い出せるように。

ずいぶん前に読んだ小説「神様のカルテ 3巻」の冒頭に登場する言葉です。この小説はベストセラーになり映画化されたので、知っている方もいるかもしれませんね。信州にある病院で働く内科医を主人公にした物語です。この主人公が好きな作家は夏目漱石。そして、この言葉は夏目漱石が弟子へ送った書簡に記した言葉だそう。

私はこの言葉にとても勇気づけられています。先が見えづらかったり、予定通りに物事が運ばなかったりすると、とかく焦りがちな私を安心させてくれるような気がするから。それと、私が丑年生まれということで、より自分事に感じられるからです。

あまり先回りして考えすぎず、目の前の今に集中して、一歩一歩進んで行けたらと思います。

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