ep.30 枕元で甘い記憶を並べて
低気圧による偏頭痛にも負けず、けっきょく毎年春服って持ちあわせてないやん…な朝にも負けず、増えない貯金にも負けず、永遠に落選し続けるライブチケットにも負けず。
書ききれないほどうまくいかないことで生活は溢れていて、思わぬところで傷つきもして、ときどきめげそうになるけれど、ちゃんと金曜日までたどりついた自分のこと、讃えてあげたい、あげよう、讃える!
こんばんは。たまです。そうして今年も春服はゲットできないまま、夏に突入する未来まで見えています。
今夜の1曲
Bruno MajorのNothingを。
むずかしいこと考えるのもぜんぶやめにして、甘い歌にただたゆたう夜があったっていいと思うから。う〜ん、少なくとも今日をそんな日にしたいな、と思ってます。
すきな人の寝ぐせ、愛しさが隠しきれていない最大角度の垂れ目、真夜中に食べたドーナツ、おみやげを選びながら思い浮かべてくれたこと、高速道路で見た星空、ファインダー越しに焦点を探す時間、ゆっくり響く低音の相槌、2楽章の弦楽器、ベッドで聴くBruno Major。
甘い記憶の粒を思い出して、それらを数えて、眠りにつけたら最高だな、という願掛けを込めて。あなたの記憶の粒もいつか聞いてみたいです。
春は地球が芽吹いて、植物たちにエネルギーが行き渡るから、にんげんたちはちょっと疲れやすいといった話をきいたことがあって。
それからは、春のへろへろと眠たい毎日のこともこりゃ摂理なのだね、と納得しちゃいました。
今週もおつかれさまでした。あなたも、わたしも。ゆっくりおやすみくださいね。
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