見出し画像

製品が生まれたのは偶然が重なって

突然、廃棄レザー使う?

高級寝具の廃棄レザー

はじめまして、筆記補助具を製造・販売を行っている _Null です。
この度、廃棄レザーから生まれた 筆記補助具。筆記具を「正しく・きれい」に持つことが出来る「ano-gri」の販売を開始しました。
限りある資源を「学ぶ」事に活用し、「考える」種に。レザーも元は生命であり、その命を未来に繋げる事に活かす。そして「廃棄」という価値から新たな価値を生み出すという思いを込めて製品を製作しました。販売まで多くの方々に協力をしていただきました。本当にありがとうございます。

元々趣味でレザークラフトを行っていて、前職の営業先で談笑のネタにしていました。退職後、未来に繋げる製品で起業しようと準備を行っている中、前職でお世話になった方から連絡が来ました。しばらく連絡を取っていなかった方だったのでとても驚きました。

レザーの端切れが使い切れないくらいあるのだけど使う?
即答で「使います!

詳しく話を伺うと、高級寝具を作っている工場から出る廃棄レザーとの事でした。
知り合いのレザー職人さん達にお話をしたそうですが、全員に要らないと断られたそうで、私のところにお話が来ました。断られた理由としては、寝具に使われるレザーが特殊な加工で柔らかく、革小物に向いていないとの事で断られたそうです。
私が引き取りに伺った時に、柔らかさと高級感のある手触りに感動していたら、「絶対に喜んでもらえると思った」と言われました。
私がレザークラフトの話を楽しそうに話をしていた事が記憶にあったらしく、初めから頭の中に私の名前があったとの事です。
なぜ最後にお話をくれたのかと伺うと、廃棄レザーはいつでも手に入る可能性があるから、まずは職人さんから声をかけたそうです。
そして、私なら絶対に活用すると確信していたとの事です。
この事が 群馬県3社でアップサイクル製品 を作るきっかけになりました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?