
Cork-06_宿題で描いた読み切りの冒頭⑥
Cork-05/
1_作品情報
お題:マニア
制作日:2024/9/17
※現在では冒頭数ページしか制作していません。好きな話なので、暇になったら最後まで描きます。
2_漫画ネーム(冒頭のみ)




3_あらすじ
【第一案】
(1)イケメンの池杉は女子からモテる。特に熱狂的な女子が七瀬。しかし、自分に対して興味を示さないことから、池杉は野間に対して興味を持っている。
(2)七瀬は池杉に対して積極的にアプローチをかけてくる。この手の熱狂的なタイプは勝手に燃えて、勝手に離れていくという経験から、池杉は冷めた気持ちを持っている。
(3)池杉は野間が自分に興味を持っていないということは、他の人間とは違う見方で自分を見ている(本当の自分を見ている)と思い、ことあるごとに話しかけている。
(4)七瀬は池杉が自分に興味がないことには気が付いている。それでも、好きになったきっかけ(中学時代に自転車がパンクしているのを助けてくれた)から、「池杉が他者からの好意によって行動を起こせるタイプ」だと知っていて、池杉を応援し続けたいと思っている。彼に好きを集める
(5)池杉は、野間にしつこくかかわりすぎて「アンタみたいな上っ面の男は嫌いだ」と言われる。池杉は自分がそう見られがちなことは自覚しており、それを野間に言われたことからショックを受ける。
(6)七瀬は池杉の元気がないことを察して、事情を聴きだす。七瀬は野間に対して怒りをあらわにする。お互いに想いをぶつけながら殴り合う。池杉は女子怖いと思う。
「池杉君は上っ面の人間じゃない!」「うるさい、私はうるさい集団が嫌いなんだ!」
(7)池杉は七瀬を見直す。七瀬の愛情表現はストレート過ぎて自分が受け入れられないだけで、七瀬は自分が自覚していない自分を見ていたのは間違いない。
(8)池杉は七瀬を全面的に受け入れられたわけではない。殴り合っている様子とか怖すぎた。けれど、前よりは距離が詰まった気がする。
【第二案】

4_感想
(動機)
当初はコーヒーのマニアをモチーフにした作品を制作する予定であったが、私がコーヒーに詳しくないことから断念。
このように、主人公が何らかのマニアである作品を制作するには筆者が何かに精通している必要があるものの、私には漫画にしやすい趣味がなかった。そこで主人公を狂信的に愛される側に設定することにした。
この作品はワンアイデアスタートであり、「自分を熱狂的に好きな子が選ばれる」恋愛ストーリーである。
当初は、少女漫画によくある「イケメンに簡単になびかないおもしれー女」が勝つことで「真実の愛とは冷静なもので、熱狂的な恋心ではない」的なテーマにしようと思った。
しかし、自分に対して熱狂的な好意を持っている子が、真に自分のことを理解しているケースも素晴らしくね?と思ったりした次第。
5_おわりに
ツインテールかわいい。
あと、学者見習いをやっている女性の友人に「どうして男性が学者で、女性がモデルなのか。逆ではダメなのか」と言われたけど、職業モデルの女性を描きたいからダメです。
※この記事は、下記のマガジンに収録されています。
/Comic-07