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クジラ天国カボサンルーカス

さて、バハカリフォルニアに行くことになり、用意も整い、10日間の旅へ出発。

荷物は移動しやすいように小型のバックパックに詰めて用意万端。

デンバーの空港では、出国審査もなく、国内線ターミナルからそのまま飛行機に搭乗。パスポートのチェックは飛行機に乗る時のみという、それも、しているのかしていないのかわからんほどテキトーっぽくて、逆に本当にメキシコに行けるのとちょっぴり心配になった。

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カボサンルカスまで飛行機でコロラド州デンバーから約3時間。本を少し読んで一眠りしたらもうすぐ着く。

太平洋沖を飛行中に外を眺めていると、海にたくさんの波ではない白っぽい点々が見える。何かなあと旦那と眺めていると、次の瞬間、

一頭のクジラが巨体を海面からジャンプ!くっきりとお腹の白いのも見えて旦那と一瞬茫然としてしまった。

まさか飛行機からクジラのジャンプが見れるなんて、大感激!そして改めてクジラの大きさを実感した。

カボサンルーカスについて、外に出ると、空港のすぐ外にはレストランが。ちょっと休みましょうということで、早速メキシコのビールとエビのタコスを頼む。

美味しいーー、っていうかライムがすごく新鮮で美味しいんですけど。疲れているのかなあと思いながら、今晩宿泊予定のホテルまで行くバスに乗り込んだ。

友達が滞在しているコンドミニアムまでは滞在先のホテルから歩いて5分とかからない。舗装されていない道を歩いて、彼のコンドミニアムから近い少し高級なレストランで落ち合う。

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ディーナーのあと街を散策しながらホテルまで戻る。

なんか映画でも見ようと思ったが、英語字幕はイランの映画だけだったのでイラン映画を見た。メキシコでイラン映画…でも、なかな面白かった。

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次の日は友達が予約してくれたホエールウォッチングへ。待ち合わせのダウンタウンまで散歩しながら進む。

そこで、小さいストリートフードのお店を発見。

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私はあまりお腹が空いていなかったけど、旦那のを一口もらうとバカうま。鶏肉のタコスだったんだけど、中にいい塩梅にお芋が入っていて、めちゃうまだったので自分用にも思わず頼んでしまった。

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でも値段は立ったの150円ほど。知っている限りのスペイン語を屈指して少しだったけど楽しいひと時を過ごした。

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ダウンタウンに着くと、滞在しているホテルの場所とは打って変わってたくさんの人人人!

そして道ゆく人に声をかける呼び込みの数!いやーもうダウンタウンは十分、5分ほどでギブアップしてしまった。

友達と落ち合い、いざボートへ乗り込む。

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すごく楽しみ。

メキシコ・バハカリフォルニア半島は、世界でも最も重要なクジラの繁殖地として有名な場所。

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何十頭というクジラが繁殖そして子育てのために北極海から南下してくる。

ザトウクジラだけではなく、ミンククジラ、イワシクジラ、シロナガスクジラなどもここに来る。

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母クジラはカボサンルーカス沖にいる間の数ヶ月は一切何も食べないらしい。なのに、約450-600リットルもの母乳を毎日子供に与え、子育てが終わる時には母親は元の体重の25〜50%も失うとガイドさんが説明していた。

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母は強し!お母さんに感謝ですね。

クジラが浮上してくる時、海面の水の色が他の所より白っぽくなるとのこと、飛行機から見たあの白っぽいのはクジラだったんだあ。でもすごく夥しい数だったんだけど。

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