匿名と記名

このアカウントをつくって、2週間弱が経つ。
なつめくは本名ではないと明かした通り、
これは匿名のnoteアカウントだ。

今までは匿名のアカウントは作ったことがなかった。書く文章はすべて、私のことを知っている人は、私が書いていて、私の経験だとわかってしまう。

記名で書くのももちろん好きだ。私のことを知っているからこそ、誰かが読んでくれる文章もあるだろう。私という存在を、より認めてもらえるような気がするのは、記名だろう。

しかし匿名にしたことで、書きづらかった過去の経験や、誰に話すほどでもないと自分の中に秘めていた想いも言葉にして昇華できる。そうすると、記名で文章を書くのとはまた違った楽しさが生まれる。

2週間、毎日記事を投稿できているのが、何よりもその証だ。元々、記名でその他SNSとも連携させたアカウントを持っていたが、2週間も連続で記事を投稿できた試しはない。

匿名は、誰かを傷付けるためにあるのではない。自分を違う世界に解放するために、はたまた、記名では勇気がでないという人が仮面を被り、強くなるために存在するのだと、実感する。

記事投稿の継続が、わたしをどこかへ連れて行ってくれるだろうか。