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初夏の森になってきました

レンプクソウ

仕事で5日間ぶりに訪れた自分たちの森。
出発前は淡い緑の新緑だったのに、戻れば緑濃い夏の森に。
季節の移ろいのなんと早いことか。

オオアマドコロ

広葉樹の森の方はまだ遊歩道を作れていないので私有林パトロールは保留。
小屋周辺の林道と林床のササが薄いトドマツ林を見て回っています。
前回、花をつけていた植物はもうすっかり実になり、代わりに別の植物が次々と花を咲かせていました。

イカリソウ

このトドマツ林はちょっとクセがあり、おそらく植林や間伐の際に入った重機や土に紛れて自生のものでない植物が入ってきている感じがします。このイカリソウもその一つ。図鑑によっては北海道西南部にも分布とありますが、旭川に自生個体はないでしょう。人工林なのでありがちと言えばそうなのですが、ぬか喜びしそうな植物が点々とあるので油断なりません。

エゾアカガエル

油断ならないと言えば、水たまりに産み落とされたエゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵。水が干上がるんじゃないかとヒヤヒヤしながら様子を見ていましたが、幼生(オタマジャクシ)が中々現れないので、やはりこんな所では活性が失われるのかと思ったところで現れました。

エゾサンショウウオ

肺呼吸になって上陸するまで水たまりの水は維持されるのか・・・。見守り続けたいと思います。

レンタルスペース森と小屋 6/1プレオープン!』

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