今のお仕事の話 part1

"メーカー会社員・営業・2年目"
という肩書きになった私のお仕事の話です。なんとなく、何度か仕事の話をしそうなので今回はpart1というタイトルにしてみました。これが最初で最後だったらどうしようか。

唐突に、私は営業向いてないかも!と考えたので、備忘録を。

正確には、今の自分は営業の仕事を学んでいる途中で、まだ営業をしてはいけないかも、と思ったのです。

今の私の仕事は、これが欲しい!と言った人に対して、うちの会社はこんなモノやサービスをこんな値段で提供できますよ、という提案をする仕事をしています。
私はその中で、値段をつける、という仕事があまり好きじゃないことに気づきました。

通常モノの値段は、そのモノを作るのにかかった費用で構成されるのがメインです。それは目に見える費用と見えない費用があります。ケーキ屋さんを例えに考えると目に見える費用はわかりやすく、例で言うと小麦粉、牛乳、卵、果物、包丁、まな板、ボウル、、など。一方で目に見えない費用は、ケーキを作るのに勉強した時間とか、ケーキのデザインを考えた時間とか。あとはそういった費用に加えて、ケーキ屋さんがこれから新しいケーキを作るために(未来の経営のために)色々挑戦する見込みの費用というか、それはかかった費用プラスアルファの中に利益として含まれていると思います。

まだそういった目に見える費用は値付けしやすいけれど、目に見えない費用や利益をどのくらい取るのかって本当に難しくて。なんとなく、このくらいの利益は取りなさい、という割合は決まっているけど、細かいところの匙加減は完全に個人に任せられている。そこは先輩方のやり方を見ると、「大体このくらいかなあ」みたいなことも意外と多い。

私はその「大体このくらい」という感覚で値付けをしてしまうのが結構辛くて、ぼったくりをしてる気分になってしまうのです。実際、お客さんには苦虫を噛んだような顔をして、「これが限界なんですよ、、」と言いながらも実際はそんなことない、みたいなこともあるわけです。

今までの会社の背景、どんな苦労を歩んできたのか、とかを知っていたらそこまで思わないことかもしれませんが、あまり理解していない私が利益を高く取れけれ低彼「大体このくらい利益取れてたらいいですかね」と値付けしていることが無責任な気がするのです。

世の中それほど甘くないし、上で記載した目に見えないコストを値付けするのも難しいのは理解しているけれど、やはり正当な価格で平等に取引がしたいし、間違ってもぼったくりや安価すぎる価格でも嫌だし、転売ヤーとかなんとなく好きになれないのはこういった理由からだし、難しいなあと思います。

まだ2年目だから、営業の本質も理解していないけれど、ふと思ったので書いてみました。備忘録です。


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