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個人主義は進化した日本人の思考です

帝国陸軍が何故、威張るかというと、彼等は日本人の魂を守る為に戦ってると信じてるからです。所謂「国防」です。実際の処、彼等は魂が何を意味するか考えた事が無い。生れた時から、オババや母を始め村中総出で村の子供達が正しい大人に育つ様に教育した成果です。その村の衆の心の中心に鎮座するのが霊魂で疑問を持つ事は許され無い。勿論、霊魂は人の上に存在する。霊魂の為なら「人柱」は喜んで受け入れるのが当たり前です。此風習は、タヌキがおサルに進化する過程で形成され、以来先祖代々継承されて来た。

心理、それも集団で共有してる心理が障害になって「霊魂」を客観的に分析するのは由緒正しい日本人には不可能です。その一方で、全うな教育を受けた人は、各「個人」は独立した存在と自覚し初める。霊魂の有無で人を差別するのを見ても聞いても不快に思う人達や、戦争で人が死ぬのを画面上でも見たり聞いたりするのを好ま無い人も居る。霊魂と個人は、個人内では両立不可能です。

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。…
第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

日本国憲法

霊魂を心の糧にしてる人達が、霊魂が単に「もっとくれ!」って檻から手を延してるおサルと同じ思考と知ったら如何するか?簡単に考えると「拒絶」「そんなバカなコト有るワケ無い」です。因みに、オババの高齢者は宗教の誕生した時代の記憶を持ってるでしょうから聞けば何か教えてくれます。彼女達は、霊魂は偉大な発明と信じてるので自慢話として聞くのが親切です。


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