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霊魂を発明したのは、お猿です

前に人類発祥の仮説として、狸から猿を経てヒトが誕生したって仮説を書きました。それで、霊魂の意義に付いて、何時・何故登場したか個人的な歴史的視点から考察してみます。 

狸が猿に分化したのは、漁を始めたからです。陸で小動物とか植物の芽・根や種子を食べてる分には自分の食料だけ考えてれば十分だったのですが、海で魚を獲る様になって、猿数が多い方が効率良く大量の獲物を得る事が出来るのに気付いた。という訳で仲間を募るのですが、先ずは家族からというコトで子供を使うコトにした。母親の言うコトを聞いて漁をすると良い事が有るし、無視すると酷い目に合うよ、って感じです。つまり、個人主義の狸の子に、母親の言い付けを強制する為に発明されたのが霊魂です。

宗教も同じメッセージを発っしてます。御先祖様を粗末にすると罰が当たりますって感じです。勿論、御先祖様の代表が母親です。霊魂以外に、天皇家の統治能力の様に、家系に特異的な技能を一子相伝で伝えた家系も有りますが、此方は一般化されません。

霊魂って此だけ?って感じですが、宗教の教義も同じ様な物で美辞麗句で飾ら無ければ同じ感じです。神道は「御先祖を敬う」が教義ですし、地蔵・観音信仰は「母親礼賛」、仏教は「因果応報・輪廻転生」、基督教は「神の子への自己犠牲」、回教は「神への自己犠牲」です。歴史的にも、個人主義化は宗教家にとって冬の到来です。

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