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地殻の歪み

前に地球の地殻の成り立ちと、堅牢性の話をしました。簡単に振返えると、重力と運動力のバランスが取れた軌道に物質が集まり地殻を形成するので、地球の内部は空洞です。地殻の厚みは、卵に例えると直径に対する割合では卵の殻より薄い。その構造的性質に加えて地球は月の誕生に際して外来の惑星と融合したので、癒合継ぎ目 (環太平洋火山帯) が不安定、 且つ、誕生時の自転速度より緩徐な自転速度に減速しており地殻での重力と運動力のバランスが崩れてる。地球の第一宇宙速度 (重力と運動力がバランスする速度) は 「ほぼ8km/s(2万8800km/h), JAXA」ですので、地球の自転速度はバランス速度の十数分の一です。バランスが取れてないという事は、常時地殻に対し内向きの力が作用しいて、特に赤道近くで強い。

この様な不安定性を抱えてる上に、温暖化で地表の水の重量分布が変わりつつある。南極と北極等高緯度地域に存在する氷が解けて地球の運動力に引かれて低緯度地域に移動している。重量分布もそれに連れ変わるので、高緯度地域の地殻が相対的に軽くなり赤道方面が重くなる。つまり、赤道近傍の地殻に対する内向きの力が高まりつつある。

という訳で、最近地震や火山活動が多くなった様に感じてます。地殻の下ではマグマが支えてるから心配無いとか温暖化からは御先祖様の霊魂が守ってくれるとかて思ってませんか?

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