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暑中お見舞いの間に
毎年書こうと思って時期が過ぎてしまう暑中お見舞い。
気づいた頃には、残暑お見舞いの時期になっている。
今年こそ、今年こそ、と思ってはや数年。
本当に今年こそは、暑中お見舞いとしてはがきを出したい。
最近は残暑お見舞いの時期から2ヶ月くらいは、まだまだ暑い気がする。
残暑なんてもんじゃない。
だから、嘘をつくというわけではないけれど、残暑お見舞い申し上げます、とは書く気になれない。
それでも暑中お見舞いの時期は暑さでバテてしまい、はがきを書く気持ちにはならない、すっかり忘れてしまう。
書かなくてもいいんじゃない?
と言われてしまえば、ぐぐぐ…という気持ちになるけれど、それでも一年に2回、年賀状か寒中お見舞い、それと暑中お見舞い、大切な友達には挨拶がしたくなるものなのです。
暑中お見舞いは、友達みんなに書くわけではない。
受け取っても困らなそうな、返事とか受け取った連絡とか気にしない、そんな友達数人に送っている。
絵を描くのが苦手な私は、テンプレートを印刷したら良いんだろうけど、その時は下手でも良いから、何かを描きたくなる。
シールとかマスキングテープとか、自分の趣味だけでは使いきれない物たちも総動員して、お気に入りの数枚を作る。
楽し過ぎて、夢中になり過ぎて、飾り過ぎてしまったこともあった。
数年前の年賀状。
たくさんのマスキングテープを使って、重ねたりもして、とびっきりの数枚を作った時。うきうきで母親に見せたところ、
「それって重量オーバーじゃない?」
ん?はがきにも重量とかあるの?
そこから色々と調べて不安になった私は、怪しい重量のはがきたちには追加で切手を貼ることに。はがきに切手を貼るのは初めて。
デコるのは、ほどほどに。
何を書こうか悩み過ぎて、暑中のお見舞いが過ぎてしまわないように。
それでも、とびっきりの数枚を届けられるように。
季節を書くことでも感じながら、暑さだけが思い出の夏にならないように。
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