水中毒と脱水予防

アルコールを毎日適量以上飲んでいるとアルコール中毒になることは分かると思いますが、水でも同じことが言えます。

腎機能が悪い人や多く汗をかいた人が一度に多くの水を飲むと、血液中の塩分濃度が低下して水中毒になる危険性が高くなります。

疲労感、頭痛、嘔吐、痙攣などの症状が出ることがあります。

高血圧や心疾患などがあり塩分を控えている人や腎不全などがある人は要注意。

1日に必要なナトリウムは600mgと言われており、食塩だと1.5gティースプーン半量程と言われております。

1日に体内の水分は尿や汗、呼吸によって2.5リットル以上排出されています。

激しい運動や外で働く人、汗だくになるような事をした人は1時間に1リットル以内の水を1回200mlに分けて飲むようにしましょう。

適した飲み物は麦茶でもスポーツ飲料でも良いのですが、アルコールは控えるようにしましょう。

10時、12時、14時と時間を決めて飲むことや、寝る前、起床時には必ず水を飲む事を心掛けるようにしましょう。

夜中にトイレが近くなると敬遠する方も多いと思いますが、飲む方が良いのです。

水分が足りないサインは健常者なら、尿の色が濃い、排尿回数5から7回以下の時です。

脱水症状にならないように適度にマスクを取るか、口の中に冷たい物を入れる。冷やしたゼリーを入れると最高ですのでお試しあれ。

精神科の水中毒の患者さんは水道を陣取りずっと水を飲んでいます。

水道から離れない人を見かけたら精神科をご紹介下さい。



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