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【オンライン授業って実際どう?】現役大学生が2020を振り返る

前回の投稿から少し時間が空いてしまいました。

その間に2020年が終わり、2021年の幕開けです!🌅

今年もよろしくお願いいたします✨


私はnoteを投稿できていなかった約1ヶ月間、大学の課題に追われていました、、

今日は、コロナ禍においてほとんどの大学で始まったオンライン授業について、私なりの考えを書きたいと思います。(3年生のため、2年間は対面授業を経験)

完全に一個人の主観なので、こんな考えの人もいるんだな、と読んでいただけると幸いです。


目次
1. 4月以降の状況
2. オンラインのメリット
3. オンラインのデメリット
4. 対面授業の価値とは


1. 4月以降の状況

4月。緊急事態宣言により、大学へ行けなくなる&授業開始が延期になる。

5月。大学がコロナの影響に即座に対応し、オンライン授業が開始される。

「出席とかどうするの?顔出しはしなくてもいいのかな?それだったらめっちゃ楽じゃない?」

6月。オンライン授業に慣れる&課題が辛い。

「いや絶対オンラインになって課題多くなってる。前は出席するだけで良かったのに、授業聞いた上で毎週レポートとか授業外の勉強時間多すぎる」

7月。レポートの多さに鬱っぽくなるも、限界が来る前に春学期が終わったのでなんとか乗り越える。

「あれ、、いつも何かのレポートに追われてる感じがする。終わらせても終わらせても次のレポートが提出される。寝る前には次の日に終わらせないといけないレポートのことを考えると眼が冴えて眠れなくなる。もしかして課題鬱ってこんな感じ?でもみんな辛いってSNSに書いてあったから、きっと私の辛さなんてたいしたことじゃないんだ。。」


8〜9月。秋学期の授業形態が、基本オンラインで一部対面も取り入れる方針で決定。


10月。秋学期開始。課題に追われることを恐れて、毎週のレポートがある授業とない授業のバランスを考えて履修を組む。

「よし、気持ち新たに頑張ろう。レポートを溜めないように、提出された日のうちに終わらそう」

11月。ゼミでも人数を調整しつつ一度対面での授業が行われ、さらにほぼ毎週対面で行われる授業も始まる。

「わざわざ時間かけて学校行くのちょっと面倒だなあ。でもやっぱり対面すると他の履修者と早く仲良くなれる気がする。一緒にコンビニ行ったりとか、帰りの電車で話す時間がこんなに尊いなんて。。😌」

12月。早くも秋学期が終わる。



2. オンラインのメリット


私にとっていちばんのメリットは ”通学時間がない”   ことでした!🕐

私は履修の関係で、所属キャンパス以外のキャンパスにも授業を受けに行かなければならず、昨年度は1日に2つのキャンパス間を移動することも多々ありました。

なので、今回自宅で受講ができるオンラインという形式になり、キャンパス間の移動をしなくて済んだことで移動の負担がなくなり、朝も早く起きなくていいし、交通費もかからないし、、と有り難かったです!✨


さらに、オンデマンド型(視聴者が見たい時に映像コンテンツを視聴できるもの)の授業限定にはなりますが ”好きな時間帯に受講できる&繰り返し再生できる”   こともすごく有り難かったです。

今までは授業と授業の合間に中途半端な時間が空き、適当に時間を潰すこともあったのですが、オンデマンド型では好きな時間に講義を視聴することができるので、効率的に時間を使うことができました。

そして、普段、必死に授業を聞いていても一度では理解できないこともたくさんあると思うんです。でも、このオンデマンド型なら「よく分からなかったからもう一度聞こう」ということができるんです!

私はこの繰り返して聞ける機能に本当に助けられました、、!🙏

対面での授業が始まってもこの良さはどうにか取り入れていってほしいと切実に願っています😳



3. オンラインのデメリット


次にデメリット、それは、、、

”授業前後の雑談がない、偶然の出会いがない、周りの反応が分からない。”   この3点がパッと思いつきます。

まず「授業前後の雑談がない」に関してですが、私は昨年度の秋学期からゼミに入っており、半数以上のゼミメンバーとは対面で話したことがありました。しかし、春から入ってきたメンバーとは一度も対面で話したことのない状態で共に授業を受けてきました。

元から入っていた私でさえ、zoom上で発言するのに少し勇気を必要とするのですから、一人も対面したことがない人はもっと発言しづらいでしょう。

そして、発言しやすい雰囲気は、些細な雑談の有無に左右されることもあるのではないでしょうか。

周りの人と十分なコミュニケーションを取り、もし自分が変なことを言ってしまってもこのメンバーなら大丈夫、そう思えないとなかなか自分からミュート解除して発言するような、目立つ行動はとれません。

例えば私は新しいゼミメンバーの出身地や好きなスポーツなど、この12月まで全く知りませんでした。

でも、学業と関係のないところで共通点を見つけたり、ギャップを見つけると一気に距離が近くなり、授業内でも安心して意見が言えるようになる可能性が高まるんです。

そのため、授業の質を高めるためにも、授業が終わってワンクリックで繋がりが切れてしまうのではなく、「今日も授業お疲れ様、何か食べる?」「家どこだっけ、一緒に帰ろうよ」という些細な雑談を侮ってはいけないのではないでしょうか。

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2点目の「偶然の出会いがない」とは、キャンパスに行かなくなったことで、知り合いとばったり会って「久しぶり〜!」と挨拶をすることがなくなったことです。

通学していた頃は、よっ友(「よっ」と挨拶する程度の仲)は友達なのか?なんて話をした記憶もありますが、今となってはよっ友と交わす、その一瞬のコミュニケーションに恋しさを感じます。

人は人との繋がりの中で幸福を得る。

この言葉をしみじみと感じる一年となりました。

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最後に「周りの反応が分からない」に関しては、生徒は自分の発表時、先生はいつも感じていることだと思います。

教室での対面の授業では、先生の発言や他人の発表に対して笑ったり、自然と拍手が起こったり、つまらなければみんなが下を向いたり、、と良くも悪くも反応があります。

そして、周りの反応を感じて一体感を感じたり、周りが真剣に聞いているのを見て焦ったりします。

ですが、オンライン授業では大体の場合、発言者以外はミュートにすることが多いため、周りがどのように受けているのか、そして発表がみんなに響いているのか、感じることができません。

ましてや自分が画面共有をしていると他の人の画面が小さくなるため表情もよく分かりません。


きっとこの点は、生徒よりも先生の方がより不安に感じているのではないでしょうか。


4. 対面授業の価値とは


以上のように、オンライン授業を約1年間受講し、メリットもデメリットも充分に感じてきました。


第3波の感染拡大が収まらない中、来年度の授業はどうなるのだろう、と気になるところですが、私としては ”オンライン(オンデマンド含む)と対面授業の両方”  を実施していくことが最も理想的だと考えています。

というのも、授業の性質によって適している授業形態が分けられると感じたからです。

講義型の授業は不明点を何度も繰り返して視聴することのできるオンデマンド型授業、グループワークなど生徒間の交流がある授業は授業前後に雑談が発生しやすい対面授業。

両者を上手く取り入れることによって、無駄な通学時間は減らしつつもキャンパスでの偶然の出会いは確保する。これが私の理想とするハイブリッドな大学生活です。🎓


あくまでも私の理想であるため、全て対面が良い、という人や移動時間のないオンライン授業の方が効率的で良い、という人もいるでしょう。来年度の授業形態がどうなるのか、私のラスト大学生活がどうなるのか、期待半分、不安半分に大学の発表を待ちたいと思います!



みなさま、どうか健康に、素敵な日々を過ごされますように。

miyabi

まだまだ未熟者ですが、悔いなくキラキラした人生を過ごせるように日々奮闘しております。こんな私の挑戦を見守っていただけると嬉しいです!