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あやうく一生懸命生きるところだった

この本を手に取った時点で私、疲れているのかな…という心理状態を確認できましたw。

読んで良かったと思ったポイントは、ものの見方をいくらでも変えられるんだ!という気づきとそのアイデアがふんだんにあること。

特に印象に残った部分を引用とともに書き記します!

あやうく一生懸命生きるところだった/ハ・ワン


人生は「答え」より「リアクション」が重要な試験

正しい答えを追い求めていたり、真摯に向き合いすぎるとしんどくなることもあります。肩の力を抜いて今回は「どんなリアクションを取ろうか?」くらいの気持ちで良いのだなと。

時間は、何かをしてこそ意味があるわけではない。
時には、何もしない時間にこそ大きな意味がある。

疲れている時は休もうというのはそういういことだな〜。

明確な目標と目的がある行動は、いわば"成熟"の領域であり、"楽しみ"ではない。
偶然の楽しみでいっぱいの目的のない一歩。
これこそが人生を豊かにしてくれる醍醐味なのかもしれない。

例えば、毎回待つことが嫌で予約しているディナーも、ふらっと歩いてフィーリングで良さそうなところで食事しよう🎶という行動、豊かだな〜と思います。

本の中では飲食店の例が出ていましたが、「少し不器用な店主がひとりでやっています。料理が出るまで、お待たせすると思います。どうもごめんなさい」とメニューの表紙に添えられていると人は寛大な気持ちで待つことができると。
周りが合わせてくれるように自己開示が大事だし、以下の部分にすごく共感しました

ムリして合わせようとせず自分のペースに忠実になるだけでも、他人と全く違う生き方になる。それが個性だ。

思い通りにいかないことに対する考え方もすごく面白かったです。
思い通りに行かないほうが正常。もし、みんなの願いが思い通りに叶ってしまったら世界の秩序が崩れてしまいますよねと、世界平和のためにもそんなことがあってはならないと書いていました。

つまらなく見える日常を愛そう


もしかすると満足できる生き方とは、人生の大部分を占めるこんな普通のつまらない瞬間を幸せに過ごすことにあるのではないか?

「オ・グシル」というドラマが例に上がっていましたが、わかりやすく、楽しい!ワクワクする!は人生の2割くらい。残りの8割は概ねいつもと同じで地味なもの。些細なことに価値を見出し、つまらなさを肯定することが大事。

読後、とてもほっこりする本でした。

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