文字コミュニケーション
便利な世の中ではあるけれど、文字でのコミュニケーションは苦手だ。
チャットやSNS、メールでのやりとりが苦痛に感じることが多い。
文字だけだと、相手の声のトーン、表情、雰囲気、姿勢などが伝わらず、分からないからこそつい深読みしすぎてしまう。
例えば、相手は別にその気がなくとも、メールやチャットで「。」で終わる文章を送って来られると、相手は怒っているのだろうかとか、私の言い方がまずかっただろうかとか、余計なことを考えるようになる。そうなると、返事をするにも、テンションを揃えて「。」で終わらせた方がいいかなとか、絵文字を入れたら真剣じゃないと思われるかなと考えてしまう。
話せば、声のトーンや表情からすぐにだいたいのことは伝わるのに。
句読点の付け方や、絵文字の使い方、文体、改行の癖などは、わりと相手に合わせがちだ。私自身は文末にひとつずつ絵文字を使って書くことが多いけど、相手が句読点で書く派だったら軽く寄せるし、絵文字を文末ごとにたくさん付けるタイプの人にはときどき2個付けてみたりもする。
語尾や漢字の量なんかも見やすくしたり、感情を伝えたりするために調節する。
そして何より返信のタイミングも。相手のペースに合わせようとしつつも、自分のペースで送信。だけど、返信早すぎるのも違うなと思い、あえて少し置いてから返すこともある。
こう考えると、文字でのコミュニケーションって考えることが多いな。
現代特有の悩みだろうか。昔の人は手紙で同じように感じていたのだろうか。社会が便利になる中で、私にとって不得意なことがまたひとつ発見された。
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