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今年から部署の異動兼昇進をさせてもらい、管理職に就き始めた。去年まで中間管理職として、数人のチームを率いらせてもらっていたのだけれど、今回有難いことに管理職のポジションに抜擢された。 7カ国出身のメンバーがいる部署をまとめる役割なのだけれど、立ち回りは簡単ではない。 それぞれの文化や習慣があることもあるし、言語や言語と文化に由来する表現方法の違いが原因で100%で伝わらないこともある。 背景の違いのみならず、もちろん個人の性格の違いや仕事のやり方、考え方の相違などももち
1日24時間のうちの8時間、人によってはそれ以上の時間を費やすのが仕事だ。 幸いなことに、今私は仕事が楽しくて仕方ないという期間が続いているのだけれど、それでも人生の3分の1を費やすのに適切かどうかは常に考えざるを得ない。 過去にはもちろん仕事に行きたくないと感じたこともあったし、毎日やる気が100%漲っているというわけでもない。 人間が仕事をするモチベーションはいろいろあれど、そもそも働くからにはそれに見合った報酬があることは大前提だし、楽しみややりがいがあることも必
仕事のモチベーションは職場環境に依存しているといっても過言ではない。 人間関係、オフィスの設備、備品の充実度、職場の綺麗さや快適さ、お昼ごはんの美味しさ、福利厚生など、言い出すときりがない。 幸いなことに、私は今これらにわりと恵まれている方だと思う。 前職は企業ではなくな教育機関だったけど、人間関係がぎすぎすしている人たちがいたのも精神的な消耗の原因だったし、備品はなく消耗品は自腹、担任クラスのクラスイベントも自腹で準備させられるようなところだったからなおさら。 職場
会社は経済活動をするところなので、利益を追い求めるのは至極当然だ。 とは言え、利益主義は私に合わないと感じることが多々ある。 人生で1番初めに利益主義に違和感を持ったのは、会社に入って始めて出席したミーティングだ。 誰もが売り上げや利益を軸に話していて、それまで経験したことがなかった私は、異様な光景に感じた。この月は、あるいはこの週はこれをして売り上げが上がった。もしくは下がった。売り上げを上げるためには来週、来月にはこれをする予定だ。目標と比べると何%足りないから、行
世の中無駄に見えるものはたくさんある。 通勤もそのひとつで、家からオフィスまでの移動時間が短ければ短い方が良い、もしくは毎日家から働けるならその方が良いと考える人もたくさんいると思う。 私も長らくその一人だった。 通勤に往復で2時間半費やしていた。事情があって住んでいるところが変われないのにプラスでオフィスが引っ越し、長い間毎日2時間半を通勤に費やしていた。 幸い、このご時世でリモートワークが導入され一時期、家で仕事をすることが多くなったりもした。だけど、家から働くこ
中間管理職がちゃんとしていない会社や組織はうまくまわらない。 これをここ近年で肌で感じた。経営陣と現場の声を聞いて吸収して、お互いに歩みよりながらもベストを探していく役割のはずの中間管理職。たしかに、板挟みになることも多く大変な立ち位置ではあるけれど、コミュニケーションと立ち回りが上手くなければいけない。 経営陣がこう言ってるからと、現場の声を無視して経営陣の言うことを通すだけなら、現場からは大きな反発が起こる。しかも伝言するだけなら、ただのパイプ役で存在意義がない。