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周りの人の気持ちを考える。1対1ならできるのに、大人数だと途端にできなくなってしまう。そんな自分。

「共感的理解」※という言葉があるらしい。
自分でない相手は、価値観や過ごしてきた環境が違う。そんな相手の行動や考え方を、相手になりきって理解しようとすること。
相手の立場になって、相手に共感すること。

共感って大事だなって最近はよく思う。相手の話を聞くときに、〇〇さんはそう考えているんだな。〇〇さんの立場になりきるとそうだよね。と理解できることも多い。

大人数だとどうだろう。私だといつのまにかそのグループという1つの生き物に対して〇〇のグループならそうだよね。わかるー!ってかんがえてしまう。

スピード感のある仕事だったり、軽い話題ならそれで全然いいと思う。でも、本質的でじっくり考えないといけない場面だとこれでは困ると感じることが増えてきた。

なんでだろう。
それは1つのグループという生き物が存在するだけではなく、その中に1人1人の人がいるからだと気づいた。そういえば1人1人のことまで共感して、考えて、それから自分の意見を話すってしてなかった。
20人だとしんどいかもしれない。でも4人くらいなら全然できるはず。

周りを見ていると1人1人まで考えながら話している人もたくさんいる。きっと一握りの才能ではなく、少しの意識でできることだとおもった。それで誰かを傷つけてしまったり、嫌な気持ちにさせずに済むならすごくいいこと。

もちろんグループという生き物に共感することも大事。「共通感覚」※ってやつかな。共通感覚もずれていれば寄せていけばいい。

グループと個人。どちらも大事にしながら話すことでみんなが嬉しい状態になると思う。そう思って意識していきたいなと思った。

※「共感的理解」
心理学者のカール・ロジャーズ(1902-1987)によって提唱された「傾聴」するための「ロジャーズの3原則」のひとつ。

※「共通感覚」
書籍:「みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと - 岩井俊憲さん」より

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