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【マイソングス】三月の雨 "Aguas de Marco"(1972)




「春雨じゃ、濡れて参ろう。」
ここのところ、さーっと降ってきた、と思ったらぱたっと止み、止んだと思ったらまたさーっと降り出す。
そして気温はぬるい。雲の晴れ間に差す日もちょっと前とは違ってはっきりしてきた。それが「三月の雨」。

ブラジルのボサノヴァ第一人者、アントニオ・カルロス・ジョビンとディーヴァ、エリス・レジーナの楽しそうなデュエット。

シンプルなメロディに、ただただ好きなものを並べただけの歌詞。そして、一番好きなのは「三月の雨」。私の好きな曲。もちろん作ったのはジョビン。
雨の雫が落ちていくように少しずつ下がるベースラインに重なっていくジョビンの低音とエリスの心地良い軽やかなポルトガル語。

冷たいジン・トニックにグリーンのオリーブと一緒に聞きたい一曲。何回もエンドレスで聴いちゃいそう。そしてジン・トニックもエンドレス...

マイソングスを聴きながら。




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