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Myコロ助日記

皆様こんにちは。

年がら年中何かしら体調不良で寝込んでおります、不摂生のデパート明和里苳です。飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足。自覚してるならなんとかしろ。この度は、そんな私に天罰が当たったお話をいたします。


コロ助にやられたお!

先月、いきなり発熱しました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、わたくし基本自宅で仕事をしております。普段滅多と外出せず、外に出るのは週末の買い出しの時だけとか珍しくもありません。そんな私がどこで風邪なんかもらって来たのか。

とりあえず、家族は仕事に出なければなりません。大事を取って有給を使い、コロ助検査薬を買って来てくれました。すると陰性。ひとまず安心。風邪は相方に移り、相方も発熱。そして検査薬で陰性。ひとまず安心。

ところがそのまま週末に突入し、持病の通院に出かけた相方。

「妖精でした」

ああ。検査薬ってなんなん。研究用じゃなくて、ちゃんとした奴やぞ。我らの使い方が悪かったのか。とりあえずそこから自主隔離生活。週末の買い出しすら自粛して、ひたすら保存食で凌ぎます。そして発症後5日間も無事クリアし、やっと平穏が訪れました。熱が出たのも久しぶり、軽く味覚障害も発症し(あれ?鼻詰まったかな?味しねェな?的な)、第五類だっけ風邪だと思ってナメてたわ、頭痛もツキイチのアイツも併発して踏んだり蹴ったりだったわ、と復活してしばらく。

後遺症こわいお!

ちょうど発症して十日後。依然咳と痰は残っていたものの、そんなもんかと過ごしていた矢先。夜になっていきなり

「息苦しい!息ができない!怖い!」

ってパニックになりまして、救急に相談した挙句、家族に救急外来に連れて行ってもらいました。そこでCTまで撮られて、「肺炎も見られませんし大丈夫」と言われ、痰を切る薬だけ出されて帰されました。だけどこちとら痰は切れないし息苦しいし、このままうっかり横になって寝ちゃったら死んじゃうんじゃねぇかと思って怖くて怖くて寝られない始末。当日も翌日も仕事だった家族には、悪いことをしました。本当すまん。

その後はもうずっと「死んじゃう死んじゃう怖い怖い怖い」ってパニックが続いてしまいまして、ネットでずっと「死ぬ 怖い どうしたら」みたいな検索を掛けまくってました。その中で知ったのが、「コロナ後遺症」です。コロ助は、一定の期間が過ぎても症状だけ残る現象があるそうです。咳や痰などは代表的なものですが、中には「抑うつ」の文字も。そうなん?!コロ助ってメンタルもやられるん?!

幸い、咳と痰は後日耳鼻科にかかって対症療法により軽快しました。だけどメンタルだけはどうもならん。自分でも、ちょっと咳が出て痰が絡んだくらいで死にゃあせんって頭では十分理解しているんです。だけど寝たら死ぬんじゃないかって怖くて怖くて眠れない。こりゃ心療内科とか精神科かな、と思っていた矢先。

そういえば、運動療法って聞いたことあるな、と。

運動療法で調べてみれば、軽度〜中度の抑うつ症状に効果があるとか。中〜強度の運動を40分だか50分だか、運動不足の私には大変ハードルが高うございましたが、いくつかのサイトを覗いてみたところ「軽くてもしないよりマシ」という記述を拝読して(ごめんなさいネットサーフィンでチラ見しただけなのでソースはお示しできないのですが)ちょっとでも効くならやってみよう、疲れて眠くなったらめっけもんだと思い、Youtubeで宅トレ動画を見ながらエクササイズをやってみました。すると見事に不安が軽快し、夜になったら「怖い怖い怖い」ってなってたのが幾分マシになり、今に至ります。

発症後六週間ほど経過して、咳と痰は収まったものの、メンタルは未だに不安定。今でも寝るのが怖くて寝つきが良くありませんが、それでも気付いたら寝られるようになって参りましたので、運動大事。そもそも宅トレはここ数年ずっと続けていたものですが、最近になってサボっておりましたので、コロ助が運動不足を解消するために来てくれたと言っても過言ではないかも知れません。

コロ助の功罪

今回コロ助にやられて、創作どころか日常生活もままならず、十日ほどはヨーグルトやゼリーだけでまともな食生活も送れず、ただひたすら養生しておりました。まあまともな食生活が送れないのは普段からありふれたことで、頭痛持ちの日常でもあるのですが、今回はその後メンタルをやられたのが一番辛かった。体の症状は大したことないのに、頭ん中が「死ぬ死ぬ怖い怖い」一色になって、趣味の創作すらままならず、それどころか大好きなネット小説を読んでも残酷なシーンや死に別れのシーンなんか、怖くて怖くてパニックに。メンタルダメージ怖い。心身の健康って大事、とりわけメンタルのコンディションって大事なんだなと痛感致しました。

コロ助を契機に好転したことといえば、普段何気なく享受している健康の有り難みを理解したことです。普通に呼吸出来るって素晴らしい。頭が痛くない、咳が出ないって素晴らしい。痰が絡まないって奇跡的なことなんだ。もう一つ、家族の有り難みを実感したことです。一人暮らしでは乗り切れなかったかも知れない。体調不良に理解のない家族がいれば、なお悪い。文句ひとつ言わずに救急に連れて行ってくれて、怖くて眠れない夜も咳でうるさくしてても嫌な顔もせずに付き合ってくれる家族に、改めて心から感謝でした。

そして、「いやあコロ助にやられてまして」とSNSに書き込もうものなら「大丈夫ですか」「養生してください」って温かい声を掛けて下さる、画面の向こうの見ず知らずの方々。もちろん創作活動やSNSでのお付き合いはあるものの、どこの誰とも知らない相手に「大事にするやで」って思いやりを向けて下さる、素敵な方々。そんなん書き込んだって一銭の得にもなりません。なんて優しいのか。生きててよかった。ありがとう。今回の記事は、そんな皆様に感謝の気持ちをお伝えしたくて書いたものです。

コロ助に捕まったら

私と同時期にコロ助に捕まった方々の発信を拝見したりします。「しばらく休んでましたが療養してました」って先生も少なくありません。皆さん大変でしたね。私は幸い軽症で、しかも同居の家族がいて事なきを得たんですが、それでも怖くて辛くて大変でした。お一人住まいだったり、症状が重かったり、どうしても仕事が休めなかったり。どれだけお辛いことでしょう。お察しすることもままなりません。

そんな皆様に、「ワシもダウンしてたやで」ということと、「後遺症なんとか終わったやで、きっと終わるやで」ということ、それから「メンタル落ちたら運動やで」っていうことを申し上げたくて、こうして記事に致しました。

運動には皆さんそれぞれ合う合わない、好みがあると思います。私がお世話になってるのは、竹脇まりなさんの動画でした。なんせ寝転がったまま、畳一畳で出来るやつがあります。ものぐさな私にはぴったりでした。もし「今は動かれへんけど、ちょっとでも体を動かしてみよかな」って思われた方は、よかったらお試しになってみてください。

皆様のお気持ちがちょっとでも軽くなり、元気を取り戻されますように。ご健勝とご多幸を心よりお祈り致しております。

最後に

蛇足ですが、不安に駆られてネットサーフィンをしている間に「ハッテン場」というパワーワードを見つけ、検索してみました。するとIPアドレスから位置情報が割れているのか、グーグル先生が近場のハッテン場掲示板をサジェスト。なんと普段そばを通っている公園、ショッピングセンター、スーパー銭湯などが出会いの場に…?!

ネットでの出会いは危険だし、不特定多数との性交渉はリスクが高い。掲示板の内容も、ほとんどがスパムかガセでしょう。ですが、この幾多の書き込みのうち、わずかでも本当の出会いがあったんじゃないか。心ないご縁もあるかもしれませんが、それでもひと時でも心が触れ合って、温め合えるなら素晴らしいことなんじゃないか。

病気で弱っておりまして、今回ばかりは一人では乗り越えられんかったやろな、と実感していた私には、リスクはあれど一人の心細さを埋めて慰め合う場が身近に存在することに、ちょっと感動していたのであります。惜しむらくは性別が違うので、よしんばスーパー銭湯に赴いたとしても彼らの出会いの場を垣間見ることは出来ないこと。

みんな幸せになぁれ…(*´Д`*)

下世話な話で申し訳ありませんでした。m(_ _)m

おまけ・エクササイズ動画

ついでなので、竹脇まりなさんのエクササイズ動画など。
その時々でマイブームがあるんですが、現在お気に入りのものはこちら。

こちらは竹脇まりなさんにハマってからずっとレギュラー一軍の動画。
四つん這いになれば最後まで出来ます。

きつくない腹筋。こちら、インナーマッスルが鍛えられるとか。
寝転がれる場所があればベッドの上でも出来ます。

こちらも寝転んで出来るエクササイズ。
簡単で準備が要らず、気が向いたらすぐ出来る。私のようなものぐさには導入ハードルが低いのが良きです。

これも寝転がったまま系。けっこうキツいです。運動やった気になります。

他にも有酸素とか上半身のとかあるんですが、キリがないのでこの辺で。
寝転がったままちょっとでも動いたら自分を褒め褒めしてあげましょう。(←と積極的にセルフスポイルするスタイル)

どおお〜〜〜してもやる気の出ない時は、こんなのでOK。
やらないよりマシなのです。ヾ(*´∀`*)ノ

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