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手持ち服を生き返らせる「黒染め」

黒染めサービス

「黒染め」という言葉を聞いたことがありますか?
黒染めというサービスは知っていたため、利用してみたいと思っていましたが。自ら進んで依頼することができずに早数年。
今回、イセタニスタ企画で黒染めを体験する機会があり参加しました。

初の黒染めに参加

黒染め企画に参加するにあたり、何を染めてもらうか決める必要があります。私は、手持ちアイテムで何らかの事情により着る機会が少なくなった。もしくは、買ったけれど自分の中で何か違うと感じていたアイテムをお願いすることにしました。
今回黒染めをしてくれたのが、京都紋付さんです。

アイテム選び

黒染めをすることで、手持ちの着なくなったアイテムに着る機会を与えることができます。私が悩んだアイテムは3点。

  • フィービーのシルクブラウス

  • フィービーのアイスブルーカラー・チャンキー

こちらは、アイボリーだった頃のブラウス。アイボリーカラーの時も、エレガントな雰囲気で好きでしたが気になる部分が出てしまうと、なかなか選ばなくなってしまいますよね。

アイボリーブラウス

シルクブラウスは、アイボリーカラーだったため着用回数が少なかったものの部分的な目立たない程度の変色が気になり着なくなってしまいました。
アイボリーカラーということで、どうしてもフォーマルなイメージもあり、出番が少ないというのも理由。

アイスブルーカラーチャンキーは、人気だったということ。なんとなく、良いかなと思って買ったものの実際に着ると何となく自分にしっくりせずに長いことクローゼットに眠っていたため。

  • フィービーの銘品タキシードシャツ

フィービーのシャツ

タキシードシャツは、好きすぎて白2枚、ストライプ柄と複数枚持っているという理由。気分転換に1枚、黒にしてしまおうかと悩みました。

アイテム決定

結局、変色が気になったシルクブラウスをお願いすることにしました。
黒染めをするにあたり、染まらない素材もあるようで、依頼前にしっかりと注意書きを読むことをおすすめします。

黒染め完成

染め上がった黒ブラウス

真っ黒に染め上がったブラウスが手元に到着しました。
アイボリーから黒に変わるだけでブラウスのイメージが激変。

ステッチが白で残る

そして、このブラウスのステッチの糸が化繊素材だったようでステッチ部分は白く残っていました。
黒カラーの生地に白ステッチが入ることで、カジュアルに見えて今まで以上に出番が増えそうな予感です。

染め直すことで新しく

染め直しというサービスは、比較的多く行われているようです。最近は、SDGsということもあってか黒染めに限らず、藍染めなどさまざまなサービスが行われています。
物を大切にしていく中、多くの物を生産しない、必要としている人に向け渡していくことも大切ですが手持ちの洋服を蘇らせることも大切なのではないでしょうか。
白は黄ばんだり、汚れが目立つ。黒は、白っぽくなるなど、さまざまな悩みがつきません。長く楽しむからこそ早く劣化してしまいます。
しかし、このようなサービスを上手に利用することで、お気に入りをさらに長く楽しめることにつながると感じたサービスです。
元々黒のアイテムで、白っぽくなってしまったものを染め直すのもおすすめ。これにより、お気に入りのアイテムの活躍の場、長く楽しめる機会が広がっていきますね。

クローゼットに眠っているお気に入りのアイテムを黒染めすることで蘇らせてみましょう!

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