『』


『くれてやる』2022.07.08


毎日 毎日
壊れてしまいそうだった
外は雨だった
この胸を満たす何かが
僕に死ねと言っているみたいだった

人生つまんないな

嗚呼 くれてやる
この瞬間以外の全ては
きっと最初(はな)からがらくただった
暇つぶしにもならないな
/
心臓に手を伸ばして僕に触れてよ
君の声を一番近くで聴きたい
それだけだったんだ


毎日 毎日
恐いくらいに寂しかった
それでよかった
寂しい星に生まれたって
君も思っているようだったから

僕は幸せだよ

さぁ 持ってけよ
この瞬間以外の全てなんて
なんの価値一つも無いんだから
まだわかんないか
/
耳を掠めるくらい僕に近づいてよ
君のことを誰より許していたい
それだけだったんだ


君の優しさならわかるよ
君の寂しさならわかるよ
君が僕にくれた感情で
僕は今も生きてる


嗚呼 くれてやる
この瞬間以外の全ては
きっと最初(はな)からがらくただった
人生なんてそんなもんだ
/
心臓に手を伸ばして僕に触れてよ
君の声を一番近くで聴きたい
それだけだったんだ




永い2年を経て
また逢える、そんな日に書いた詩

貴方に逢えるならもうなんでもいいんだ
全部どうでもいいんだよ


そんな軽快で無気力な詩

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