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どうなる?コロナ後のリアル店舗

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

ワールドというアパレルメーカーに入社して29年、独立してから6年。

35年間、ずっとVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)の仕事をしています。


7都府県に緊急事態宣言が発令されて9日目。

自粛だけでなく、次々と休業要請も出はじめています。

コロナとの共存

いつ終わるともしれない今の事態。

いや、正確には終わりはないかもしれない。

友達の起業プロデューサーの片野里美さんがブログでこんなことを書いていました。

【必要なのは耐久レースではなく"コロナとの共存"】

"残念ながら
 1~2ヵ月で終息するような
 状況ではない中、
 そろそろコロナと
 共存できるビジネスをつくらないと
 生き抜いていけない・・・"

とても共感できます。


リアル店舗でもそうです。

たとえば密閉や密室に近い環境の店舗はそれだけで不利になります。

あれだけ賑わっていたタイムセールやバーゲンセールなど懐かしい昔の出来事になるかもしれない。

逆に言えばその対策をしているのならばそれはきちんと伝えたほうが良い、とも言えます。

換気や消毒やマスク着用や距離をおいての接客はもちろん、消毒液「次亜塩素酸」を使用する空間清浄器を使っていたり、スタッフが除菌ブロッカーを身に着けているのならば、それはあえてインフォメーションしたほうが良いと思います。

リアル店舗に行く上での安心感に繋がりますからね。


この先はコロナ後のリアル店舗のあり方で大切な点を書いていきます。

僕の主観です。

できれば共感頂ける人に読んでいただきたいという意味でも、有料エリアを設定しております。

よかったら御覧くださいね。

あと

・今のお店がターミナル立地である
・商品の独自性はあまり高くない
・接客やサービスにはあまり重視していない
・VMDはマニュアル通りで充分
・客単価より客数重視

上記に2つ以上当てはまる方は、読んだほうが良いかもしれません。

リアル店舗の価値

さて、コロナ後のリアル店舗はどうなっていくのでしょうか?

リモートでも十分な仕事ができることに経営者がやっと気づいた。

高い家賃を支払って中心地に大きなオフィスを構える必要がないのです。

そうなると毎日中心地に行く人が少なくなる。

今まで会社帰りの利用客で賑わっていたターミナル立地の商業施設。

人が密集する密閉空間に近い状態であることも多い。

当然売上は大きくダウンすることが予想されます。

ターミナル立地で客数で稼ぐ店舗ビジネスは少数になり、わざわざ立地でもゆったり出来て客単価が期待できるビジネスが、リアル店舗では主流になるでしょう。

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