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『入りやすい店』と『入りたくなる店』|資本力に頼らない方法

こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。


どんなお店にすればお客さんが来てくれるのか?

お買い物されやすいのか?

日々工夫されていることと思います。


お客さんはお買い物するお店を選ぶ場合

『安い方で買う、近い方で買う、大きい方で買う、選べる方で買う』

単純にこれだけを基準で考えると資本の大きい方が有利になりますよね?

『大量生産によるコスト削減、良い立地に出店、大規模施設、豊富な品揃え』

を実現するには沢山の資金が必要ですから。


では、大きな資本ではない企業はどうすればよいのでしょうか?

『入りやすい店』と『入りたくなる店』の比較で考えてみましょう。


『入りやすい店』
開口部が広く、導線も広い。

入り口がわかりやすく、出口(これも重要)もわかりやすい。

この場合、商品は独自性がなくても良い(どこにでもあるもので良い)

ただし圧倒的に価格優位性があったほうがよく、お店の立地も利便性の優れたところが望ましい。


『入りたくなる店』
何かありそう!ワクワクする!

でも何が売ってるんだろう?店の中はどうなっているんだろう?

この場合、独自性の高い商材が望ましいく、お店の立地の優先順位はそれほど高くなくても良い。

大切なのはクチコミされたりシェアされる要素があること。

資本力に頼らない方法とは?

『入りたい店』と『入りたくなる店』、これらはどちらかが正しいということではありません。

どんなお店もその双方を併せ持っています。

どんな経営を行いたいのか?という観点から、どちらにどれだけウエイトを掛けるか?その最適なバランスを設定すればよいと思うのです。

そのバランスを守って、商品構成、VMD、販促を組み立ててゆくということ。


ただ、今の傾向とすれば圧倒的に『入りやすい店』の投資のハードルは高くなり、逆に『入りたくなる店』を構築するチャンス・環境は整ってきているということです。

資本力に頼らない方法としては、『入りたくなる店』にウエイトを多めに置いたほうが良い傾向にある、ということですね。

そして、『入りたくなる店』を作るには、あなたの“好き”と誰かの“役立つこと”を結びつける事柄がヒントになるかもしれません。

そしてSNSの活用もね。


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