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【お直し】サイズが大きいオーバーオールを着られるようにする

今回は自分の持ち物のお直し。

お悩み内容

■アイテム
・ヴィンテージのデニムオーバーオール(サロペット)
※DRUM MAJOR 50's  (ストラップなし、代替サスペンダー付き)
■お悩み
・サイズが大きすぎて着用できない

オーバーオールが欲しくて探していた中で、これだー!ひと目で購入を決めた古着のもの。絶対サイズでかいよなあと思いつつ、欲しかったので買いました。実際でかすぎて着られなかったので、直すことに。

ちなみにこちらのお店から購入しました。絶妙に心をくすぐられるアイテムばかりでたまらん…
※現在(20/5/17時点)代引きで通販可能とのこと。まとめ買いしたくなる。

Before / After

最初にビフォーアフター図です。
(濃紺のサスペンダーなのに濃紺のTシャツで撮影してる…アホ´;ω;`)

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お直し前は、今にもあわや感でしたね(ちゃんと下はいてます)。

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昔のカジュアル不良から、真面目な牛乳配達屋さんになりました。

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お直し方法

仮止めしてみたところ、サスペンダーの長さ調整だけでもそんなに違和感なかったので、【サスペンダーを短くするお直し】だけでいっちゃいます。
※もっと全体的にぶかぶかだったら(またはジャストサイズで着用したかったら)本体をいじる必要があります。
今回はメンズライク(そもそもメンズアイテムだけど)にだぼっっと着たい&なるべく風合いや仕様を残したいので、そのままで。
(そして、きちんと直そうとしたらきっと一生着られない)

イメージ図

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ざっくり手順

①詰めたい「長さ」と詰める「場所」を決め、印をつける
②うしろ端の革パーツを外し、ゴムをカットしてつけ直す
③前側で残りの詰め分をつまんで縫い、余計なゴムをカットして端の始末をする

詰め方設定で考慮するポイント

・ゴム素材で伸びるので、ちょうどいいかな?より少し短めになるよう詰め寸法を設定。
・後ろのばってん中心位置を確認しながら、バランスよく前後に分散して詰める。(今回は20cm分を【後ろで6cm】【前で14cm】詰めます)
・表からハギ目(縫い合わせた部分)が見えない位置で詰める
(なので、前は二重になってるところの内側で詰める)

詳細手順

①詰めたい「長さ」と詰める「場所」を決め、印をつける

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②うしろ端の革パーツを外し、ゴムをカットしてつけ直す
・↑①の左画像のように、まずはパーツ外しちゃいます。
下側のステッチはのりで貼り合わせてある部分なので、そこ以外をほどき、
ゴムをカットして仕上がりに合わせて縫い直します。

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③前側で残りの詰め分をつまんで縫い、余計なゴムをカットして端の始末をする
・↑①右画像のシュッて線がない方の印同士を中表にして合わせ、縫い合わせます。

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・縫い合わせたあと、1.2cmくらい残して余分なゴムはカット。
(端はほつれないようジグザグミシンをかけます)
・ペラペラしないよう、縫い代の端をぐるっとステッチかけておさえます。

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完成です(´∀`)

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お直し後記

・今回のように、サイズや状態に不安があっても欲しい服を「まあなんとかできるっしょー」と買っちゃえるとき、お直しかじってて便利だなーと思います。
・ごまかしてるけど糸調子悪いです…。きちんと仕上げるには伸縮&厚地対応の道具や技が必要ですね(´・ω・`)でも着用見た目問題ないからよし。
・久々にブランド古着でなくヴィンテージな古着を購入したんですが、満足感と充実感が全然違いました。これを機にべんきょうしよう。

直してから、リモートで引きこもってる今、3日に1回くらい着てる気がします。

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脱牛乳配達の坊っちゃん目指して色々組み合わせ試し中です。花柄シャツは昔作ったもの。
ところで昔は牛乳を飲むと、目が青くなったり髪が赤くなったりすると思われていてなかなか広まらなかったらしいですね。歴史は面白い。


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