【雑記】オンライントークショー
母校でもあるNPIが主催で、来週末(1/14)にスーザン・メイぜラスのオンライントークショーが催されるそうです。
スーザン・メイゼラス、、聞いたことのない名前でしたが、マグナム・フォトの会長を務めていらっしゃる人だそうです。
写真に興味がある、もっというと写真を撮ることに興味がある方は視聴してみるのもいいかもしれません。
なぜ写真を撮るのか。どうしてこの写真を撮ったのか。モチベーションは?セレクトは?
すべてにおいて主語は写真を撮る「私」にあります。写真は撮らなければわからない。想像を凌駕するイメージを獲得する可能性がある。
しかし、写真は撮るだけではありません。撮らなくとも写真は生成できます。また、撮らなくったって、写真と関わることは可能です。
もちろん、始めた頃はがむしゃらに撮りまくる方がいいでしょう。それは、このように撮ったらどのような写り方になるか理解していないからです。撮影とはいわば筋トレのようなもので、サボると筋肉量が落ちる=下手くそになります。
ところが、続けているうちにある程度撮れるようになってくると、次にはその写真に「意味」を求めてしまいます。
撮る(正確には写っている)のが楽しかった段階から、次の意味や意義を問うフェーズへと移行します。
そして、そこで写真病を発症し、回復する見込みのないままゴールのみえない延命治療(撮影)を続けていくことになります。
楽しかったはずの写真が楽しくなくなり、それでもなお続けていく。楽しさのフェーズが別の次元に移ればいいですが、同じようなスキルや状況にいる仲間たちによって、いつしかベクトルの方向も大きさも変わってしまっているのではないでしょうか。
写真=撮るから一度離れてみてはどうでしょうか。写真の新たな可能性に出会うことができるチャンスかもしれません。
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