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サンフランシスコのスタートアップでの働き方 -働くを自由に-

2020年は、日本はもちろんのこと世界中でコロナウイルスが話題となっています。

私たちの生活においても、日々大きな影響が現れています(有名大学の卒業式が中止になったり、小中高校が休校になったり、ディスニーランドやUSJが休園になったり、etc.)。私の現在住んでいるサンフランシスコ市でも、つい先日非常事態宣言が発令されました。

p.s. ちなみに街では全く危機感がなく、誰もマスクとかはしていません。。

今回のこの影響を受けて、リモートワークを積極的に取り入れる企業さんが増えてきたり、通勤時間をズラす企業さんが出てきたり、日本の働き方に対するあり方も少しずつ変わってきています。

そんな中、サンフランシスコのスタートアップで働いている私なりに、今の自身の働き方を改めて振り返ってみました。

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リモートワークの日を設定する意義

私は今サンフランシスコのスタートアップで働いていますが、基本平日は10時から17時の間で仕事をしています。そして毎週木曜日はリモートワークの日とさせていただいています。

会社としてリモートワークの日を設定している意味としては:

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②に関しては、このおかげで私もNoteが更新できたり、読書をしたり、その他自分のしたいことに集中する時間が取れています。

③に関しては、やはり平日は洗濯をしたり掃除をしたりするのが難しく(とはいえ休日にやる気もそんなに起きない(笑))、それらをしながら仕事ができるというのはありがたいなと感じています。

p.s. 私の場合、実はモルモットを3匹飼っているので、その子たちを横目に仕事ができるのは最高に幸せです。。(笑)

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リモートベースで働いている人も

弊社では、リモートベースで働いてくださっている方も何名かいます。

例えば主婦の方で、「子供が常に家にいるので自由に外で働いたり固定で時間をがっつり確保するのが難しい。。」という方には、向いている働き方なのかなと思います。また、グローバルに人材を集めることが可能になるので多様な考え方を吸収することも可能になります(弊社では日本やカナダ、インド、シンガポールにもチームメンバーがいます)。

正直、リモートって大変だなと感じることも

リモートってマネジメントが大変だなと感じることも正直あり、例えば:

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①に関しては、直接でない分やっぱり細かいニュアンスが伝わらなかったり、誤解を招いてしまった経験が私にもあります。また、テキストベースであるがゆえに返信までに時間がかかってしまい、効率が落ちてしまうことも。テキストで話したり説明をしたりするよりも、ビデオチャット等で話した方が早くかつ伝わりやすいことは多くあるので、その場合は適宜テレカンを入れるようにしています。

②に関しては、やはり自分がリモートベースになると他の人の仕事を可視化するのがどうしても難しくなる瞬間が多くなります。その結果としてモチベーションが下がってしまうことがあると思うのですが、それをいかにして防ぐか、お互いのモチベーションをどうやってキープしていくのかというのか大きな課題になっていくのかと思います(弊社ではリモートベースのメンバーに仕事を可視化させる、という目的で隣にいてもあえてチャットベースで会話をすることも)。

④に関してオススメのツール(複数カ国間でのテレカン時間のセッティングに便利):

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その他にも働きやすいなと思うこと

その他にも弊社では働きやすいなと思うところはいくつかあり、例えば:

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①に関しては、これは私にとってはかなり嬉しいです。生理に限らず、私は元々かなり体調を崩しやすく、そこに対してかなりフレキシブルに対応していただけています(CEOが女性の方というのもあり、話もしやすい。。)。私自身実はかなりの低血圧で、午前中動けなくなってしまうことも稀にあるのですが、そんな時も午前中だけリモートワークに変更していただけたりあるいはお休みをいただけたり、かなりありがたい環境です。。

②に関しては、アメリカの幼稚園は昼過ぎには迎えに行かなければならない場合が多いというのもあり(それもありベビーシッターはかなりポピュラーです)、弊社ではそのための早上がりも可能です。また、私も朝ペットショップにモルモットを預けて、夕方前には迎えに行かなければいけないので早上がりをさせてもらう、ということもたまにあります(笑)

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ワークライフインテグレーションの進む2020年

ワークライフインテグレーションとは、「仕事もプライベートも充実させ、人生を豊かにする」という働き方に関する考え方のことです。

仕事とプライベートは、どうしても別のものとして考えてしまいがちではありますが、そこの両立をし双方の充実を図ることで、仕事とプライベートを切り分けて考える「ワーク・ライフ・バランス」 に次ぐ新しい考え方として知られるようになってきました。

もはや黒電話の時代ではない今のこのご時世。仕事が終わった夜でも、土日祝日でもslackやメールはどんどん届きます。ワークとライフを天秤にかけて考えることは無理に等しいとも言えるのではないでしょうか。

逆に言ってしまえば、ワークとライフを上手に混ぜ合わせることのできる、この時代。2020年はより、「働くがより自由になる年」の始まりとも言えそうです。

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