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絵本選び

きっかけは…

絵本選び、みなさんどうされていますか?

先日、保育士をしている知人からこんな相談を受けました。

「今度の保育園からのクリスマスプレゼントで一人ひとりに合った絵本を購入しようと思うの。○歳児に合うオススメの絵本ある?」

正直、困りました。
「一人ひとりに合った絵本」ってなにーーーーー!?!?
その知人の子ども達は会ったこともないし、どんなことが好きなのかも知らない…。
年齢の理解度を考えると、絵本のだいたいの対象年齢はわかるし沢山オススメしたい本があるけれど…「その子への一冊」ってすごく難しい!!

絵本が大好きな筆者にとって簡単に選べないものだとひしひしと感じた瞬間でした。
(結局、好きな絵本を沢山オススメしておきました笑)

みなさんもきっと一度はあると思います。

⬛︎友人の子どもの誕生日プレゼントの絵本、何にしようかな?
⬛︎今の子どもに色々学んで欲しい…いい絵本は何かな?
⬛︎トイトレの絵本を購入してトイレにオムツを卒業してもらおう!


などなど…
しかし絵本選びに
正解はありません!!!


正直『その子に今必要な絵本』なんて大人は分からないと思います。子どもの興味を大人が決めるなんておこがましい笑
『その子に今必要な絵本』はその子自身が決めるのだから。
その為に大人がすることは絵本を用意してあげることだと思います。購入に限らず、施設や図書館にも沢山の絵本がありますね。

「好きな色」と思って手に取るかもしれません。
「自分の名前(ひらがな)が入っている」と思って手に取るかもしれません。
「動物が沢山載っているから」手に取るかもしれません。
「おじいちゃんおばあちゃんがくれたから」手に取るかもしれません。

それは0歳児からです。
「噛みやすそう」だから手に取るかもしれませんよ^^

絵本って「すごい」!

改めて絵本のことを考えたら絵本って「すごい」!
心からそう思いました。
なぜなら「絵本には不正解がない」「絵本には間違いがない」からです。
つまり絵本ってなんでもいいんです!

絵がなくてもいい
文章がなくてもいい
逆さに読んでもいい
何度も読んでいい
読み戻ってもいい
意味がなくてもいい
大人になって見てもいい

上記の絵本は実際にいくつも出版されているので、ご興味のある方は是非調べてみてくださいね

ですから、正直、冒頭で話した知人の話に戻すと、沢山用意しておいてそれぞれ好きなものを持っていく、でいいのではないかなぁと思いました。(何が入っているか分からない!でも楽しいかも?)
絵本には不正解や間違いがないから、保育士の知人がじっくり、その子のことを思って購入を決めた絵本を送る」でももちろん間違いではないんですけどね😆

どのメソッドでも絵本は大切な存在

筆者が取得したモンテッソーリ教育の教材にも絵本が出てきます(その取り扱い方も含めて)
どの幼稚園、保育園にも絵本があるのではないでしょうか。

視覚への刺激
感覚への刺激
感性への刺激
言語への興味
など、発育発達において段階に沿った修得があります。同じ絵本でも、読み直してみると捉え方が変わったりしますよね😊

おわりに


一言では語りきれない絵本。

筆者は絵本展に行くことが趣味のひとつです。
絵本から、作者から…行くきっかけは様々ですが、短いページで完成された絵本だけでも沢山の作った人の思いが込められているのを感じます。イラストレーターやクリエイター、画家などから絵本作家になった方々も多いんですよー♪
大人が真剣に、子どもの為を思って作ったものはどれも最高な作品です!!

長い歴史の絵本。
本屋さんに行くついでに…
子どもと関わるついでに…

見ること、読むこと、選ぶこと…触ること、ぜひ楽しんでくださいね😆

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