がんばらない私にも価値がある〜別居中に気づいたこと
『「自分へのご褒美」は必要ない』の続編です。
私は中学受験を控える娘と中学生の息子を置いて、家を出ていたことがあります。(43歳の夏から3年あまり)
別居当初の私は、夫に対する怒りでいっぱいでした。
悲しみの沼に落ちないように、怒りのエネルギーで自分を奮い立たせていたのです。
「子どもたちとまた一緒に暮らしたい」
そう切に願うのに、どうにもうまくいきません。
カウンセラーさんのアドバイスに従って努力しても、なかなか状況は変化しませんでした。
「子どもたちとの絆を取り戻したい」
「なんとか人生を立て直したい」
そんな想いが募った私は、別居の翌年から人生デザイン構築学校®︎で学び始め、月に2回、東京に通いながら自分と向き合い始めます。
入学から数ヶ月後、私は次のような文章を綴っていました。
「がんばらない自分には価値がない」
という信念(ブリーフシステム)に縛られていたことに気がついて、
「がんばらない自分にも価値がある」
と思えるようになってきていました。
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”上りのエスカレーター” という表現は、心屋仁之助(著) 『「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める』からとっています。
ささいなことで怒りが爆発して自分をコントロールできなくなっていたのは、
「自分はこんなに我慢しているのに、ずるい!」
と考えていたのが原因だった……
人生デザイン構築学校®︎でも学んでいたことが、ストンと腑に落ちました。
「私はずっと下りのエスカレーターを必死で駆け上がろうとしてきたんだ。
一生懸命我慢するのはもう辞めよう」
試行錯誤してきた自分の成長が、言語化されたように感じられた本だったのです。
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上記の文章を綴ってから、6年。
内観を重ね、オーセンティックなコーチングに出逢い、学びと実践を続けるなかで、私はさらに成長することができました。
過去に自分が綴っていた文章を読むと、
「伸びしろいっぱいねー」
と感じます。
↑「自分が正しくて夫が間違っている」とジャッジしていることに、まったく気づいていないのですから ^^;
自分では怒りに囚われることが激減した実感があったのですが、いま思えば、「人をジャッジして怒る」というループから逃れきれてはいなかったのです。
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「がんばらない自分には価値がない」というのは、幻想です。
だからといって、がんばっている人をジャッジするのはナンセンス。
がんばれるって、尊いことですから。
ただ、あまりにもがんばりすぎると、心が弱ってしまいます。
自分を犠牲にするほどがんばらなくていい、と思うのです。
「そんなにがんばらなくて、大丈夫」
「あなたはあなたでいるだけで愛に値するんだよ」
「ありのままのあなたは愛の存在です」
がんばり屋さんのあなたの心が、少しでも軽くなりましたら幸いです。
「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
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