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異文化交流も担う子ども食堂~多様性を認めることのできる社会に~

相模原と青葉台で子ども食堂「ノヴィーニェ」を開催している、NPO法人アフリカヘリテイジコミティ理事長のトニー・ジャスティスさんを訪問した。 子ども食堂とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂のことを指すが、今回訪問したノヴィーニェ子ども食堂の料金は無料であり、寺子屋の機能を併せ持っていること、何より異文化体験ができるようなプログラムが設けられている点が特徴的であろう。 異文化理解のためのプログラムが設けられている背景には、トニーさんがアフリカのガーナのご出身であり

    • ”第三の居場所”の提供を担うさくらリビング

      桜木町に青少年の活動、交流支援を行う場所がある。 ダンスや演劇、音楽の練習など気軽に使える活動の場、そしてひとりでもみんなと一緒でも、いつでもふらっと立ち寄れる交流の場、そんな青少年のための「スペース」がさくらリビングだ。 中高生から24歳までの青少年を主な対象とし、さまざまな人や考え方、体験との出会いを通じて社会とのつながりや社会で生きる力を育むことを目的としたさくらリビングでは、フリースペースの提供や相談支援に限らずボランティア体験事業や社会体験、就労体験事業なども行っ

      • まち×学生 ボランティアが繋ぐ交流

        六角橋地域ケアプラザの原島さんは地域交流の仕事を一手に担っている。高齢者の生活支援ではなく、地域の困りごとを様々な人とコラボレーションすることで解決に導く仕事だ。 六角橋のエリアには約3万3000人ほどの住民がいる。一方で神奈川大学の横浜キャンパスには一日で約1万8000人ほどの学生が出入りする。日中人口で見れば約半数は学生が占めていることが、この地域の特色であった。町を盛り上げるには学生の協力なしにはできそうにない、という考察のもとに原島さんは大学に注目したという。 と

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