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【大学院留学ブログ】大学院留学に必要な費用について

「留学をしたいですが費用面について心配です!資金をためる際の目標金額や費用の準備方法をまだイメージできないので、わかりやすいように解説してほしいです。」

こんなお悩みを解決します。

◆ この記事で得られること
・海外の大学院の出願時に必要な推薦状について
・推薦状を準備する手順5つ

◆ この記事の信頼性
この記事を書いている私は、2021年1月からUniversity of GlasgowのData Science [MSc]に進学しています。ブログSNSでは大学院留学での経験や英語・ITの勉強について情報発信しています。

今回は、海外の大学院留学に重要な「費用」についてお話ししていきます。

海外の大学院留学を志した時、お金の準備について心配になるかと思います。

私自身は、給付型の奨学金や親からの金銭的支援を受けることが難しい状況でしたので、多くの時間をかけ慎重に用意してきました。

そこで今回の記事では、イギリス、オーストラリア、アメリカなどの国に大学院留学をする際に必要な費用及びそれらの留学費用をどうやって準備してきたのかを共有させていただきますので、皆さまの今後の留学準備にお役立てください!

留学生活を終えるまでに一体どのくらいのお金が必要になるのかおおよその検討と予算立てをしておくことは、充実した留学生活を送るために、非常に大切だと思います!

ぜひ参考にしてみてくださいね!

それでは、早速ご紹介していきます!

◆ ポイント
この記事では、海外の大学院で学位取得を目的に長期留学する場合を想定しています。(交換留学とかではなく正規留学です。)
尚、この記事では、渡航前に作成した見積もりを共有させていただくため、見積もりのズレがあることをご了承ください。
卒業後に答え合わせさせていただきます。

大学院留学に必要な費用とは?

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まずは大学院留学にかかる費用について、簡単に説明していきます。

留学費用は、「学費」、「渡航前に必要な費用」、「渡航後に必要な費用」に大きく分けられる

海外の大学院留学に必要な費用には、「渡航前に必要な費用」と「渡航後に必要な費用」があります。

これらを合計したものが留学の総費用と考えられます。

尚、総費用の中でも「学費」は大きな割合を占めます。

そのため、この記事では「学費」を強調するためにも下記のように分類しました。

◆ ポイント
①. 学費
②. 渡航前に必要な費用(航空券、パスポート申請にかかる費用など)
③. 渡航後に必要な費用(学生寮などの滞在費、食費など)

留学費用について、もっと具体的なイメージができるように、少し補足していきます。

①. 学費

留学費用の中で最も大きな割合を占める(*1)、海外の大学院に支払う学費として、「授業料」や「教材費」を支払う必要があります。

一部の大学院には「出願費用」などもかかることがあります。

1. 授業料
2. 教材費
3. 出願費用

(*1) 私の場合は、こちらの「①.学費」が費用全体の約60%を占めています。

②. 渡航前に必要な費用

留学費用について考える際、「①.学費」や「③.渡航後に必要な費用」に意識が向いてしまいがちですが、実際には留学前の段階から費用が発生します。

留学する際には、家から空港に向かう際の費用や、留学先の空港から大学院に到着するまでの費用も発生しますが、主な費用は「航空券代」となります。

併せて、「パスポート・ビザ申請代」もかかります。

また、万全の注意を払っていても、事件や事故のトラブルに巻き込まれたり、日本とは違う環境下でのストレスや疲労により、病気にかかる恐れもあるため、「海外留学保険」を加入してもいいかもしれません。

1. 航空券
2. パスポート・ビザ申請
3. 海外留学保険

◆ おしらせ
上記に加えて、「英語学習にかかる費用(IELTSなどの受験費用)」などがありますが、状況を整理でき次第、記事を更新していきます。

③. 渡航後に必要な費用

個人差が大きく出るのは、最後の「③.渡航後に必要な費用」だと思います。

留学先の国や地域、留学期間、滞在施設、さらには個人のライフスタイルなどによって千差万別です。

例えば、国による物価の違いが現地でかかる生活費に大きく影響しますし、同じ国でも都市部は高く、地方は安めなので、都市選びも費用に影響与えます。

1. 滞在費(学生寮)
2. 食費
3. 交通費
4. 通信費
5. 交際費

留学費用は、「学費」と「渡航前にかかる費用」と「渡航後にかかる費用」の3つに大きく分けられることを確認しました。

次は、具体的な費用を確認してみましょう。

◇ 海外の大学院留学に関して不安を抱えている方へ

海外の大学院留学に関して「出願準備の大きな流れやスケジュール感が曖昧です」や「これから出願する大学院を決めていきたい」などのような不安や課題を抱えている場合は、以下の本をおすすめします。
特定の留学先(国)に絞らず北米、ヨーロッパ、オセアニアなどの海外大学院留学に関して幅広く理解することができる1冊です。
「国別教育制度、難易度の違い」、「必要費用、英語力」、「出願校の絞り込み、出願方法」など、大学院留学に必要な全ての情報が掲載されています。

大学院の留学費用の目安はいくら?

留学費用の項目について少しイメージできてきたかと思いますので、次は実際の例をいくつか使って、具体的な留学費用を紹介します。

イギリスの大学院留学にかかる費用は、「およそ550万円/年」

大学院側が用意してくれた費用に関するサイト(以下)や様々な外部サイトを参考にして、私が実際に見積もったイギリスの大学院留学にかかる費用は、550万です。

全体における「①.学費」が占める割合はおよそ60%(= 325 (万) ÷ 550 (万) × 100 )となりました。

「③. 渡航後に必要な費用」は1ヶ月あたりで費用を求めたので、年に置き換えると192万(= 16 (万) × 12(ヶ月))となります。

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オーストラリアの大学院留学にかかる費用は、「およそ800万円/2年」

次に、Atsuさんの記事を参考にして、オーストラリアの大学院留学にかかる費用を確認しましたが、2年間で800万でした。

全体における「①.学費」が占める割合はおよそ75%(= 600 (万) ÷ 800 (万) × 100 )となりました。

「③. 渡航後に必要な費用」は1ヶ月あたりで費用を求めたので、年に置き換えると200万(= 8.33 (万) × 24(ヶ月))となります。

尚、「②. 渡航前に必要な費用」の情報は見つけられませんでした。

イギリスと比べて費用が高くなった理由は、留学期間が2年間であることだと思います。

これより「①. 学費」と「③. 渡航後に必要な費用」が倍になります。

しかしながら、Atsuさんは、給付型の奨学金(300万)を取得したり、アルバイトすることで留学費用を用意しています。

奨学金(給付型)に興味がある方、学生の方、オーストラリアの大学院に留学希望の方は、ぜひ以下の記事をご参考ください。

アメリカの大学院留学にかかる費用は、「およそ1300万円/2年」

次に、Naok! Matsui / 松井 直輝さんの記事を参考にして、アメリカの大学院留学にかかる費用を確認しましたが、2年間で1,300万でした。

イギリスとオーストラリアの留学費用よりもさらに高いです。

全体における「①.学費」が占める割合はおよそ60%(= 800 (万) ÷ 1,300 (万) × 100 )となりました。

「③. 渡航後に必要な費用」は1年あたりで費用が求められていたので、1ヶ月に置き換えるとおよそ20万(= 250 (万) ÷ 12(ヶ月))となります。

アメリカはオーストラリア同様に留学期間が2年間であるため、「①. 学費」と「③. 渡航後に必要な費用」はイギリスの費用よりも高いです。

Naok! Matsui / 松井 直輝さんも貸与型の奨学金(JASSO)、親からのご支援、CAMPFIREのクラウドファンディングなどの方法により留学費用をご用意しています。

また、以下のサイトには給付型の奨学金の情報が多く掲載されていますので、参考になるかもしれません。

◇ UI/UXデザインを英語で学びたい方へ
ドイツ(ベルリン)発祥のデザインブートキャンプであるCareerFoundryのコースを5%オフで受講できるクーポンコードを共有いたします。
コースが完了すると、履歴書、LinkedInのプロフィール、就職面接で使用できる証明書が発行されます!

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留学費用を準備する方法5つ


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Q. 国別に留学費用のイメージがついてきたけど、留学ってすごくお金がかかりますね汗
実際に留学している人は、留学費用をどのように用意しているのでしょうか?

もちろん人それぞれではありますが、その主な方法を5つご紹介します。

◆ 留学費用を用意する主な方法5つ
方法①:仕事・アルバイトをして貯める
方法②:親から借りる
方法③:奨学金を利用する
方法④:教育ローンを利用する
方法⑤:学費が安価な大学院へ留学する

方法①:仕事・アルバイトをして貯める

まず思い浮かべるのはこちらのパターンだと思います。

大学院留学に必要な費用がわかったら、それに向けて計画的に貯蓄していきます。

学生でも、アルバイトでコツコツ貯めて留学する人は多いと思います。

方法②:親から借りる

ご家庭にもよりますが、親御さんが全額または一部の留学費用を出してくれるパターンです。

上述したAtsuさんやNaok! Matsui / 松井 直輝さんの例でもありましたが、学生から大学院留学をする場合は、こちらの方法が多いのではないでしょうか。

方法③:奨学金を利用する

大学院留学にはさまざまな奨学金が用意されているのでチェックしてみることをおすすめします。

給付型はもちろん狭き門にはなりますが、少しでも可能性があるなら積極的に挑戦してみる価値は大いにあると思います。

以下は、大学院留学コンサルティングが提供する海外大学院進学を目的に利用できる奨学金情報(給付型)の情報です。

自分で1から奨学金について調べるのは大変だと思うので、まずは上記のリストをご確認いただくとある程度の奨学金制度を網羅できると思います。

貸与型の奨学金の情報は以下のサイトで確認できます。

第一種(利息なし)と第二種(利息あり)の奨学金があります。

ご自分の状況に合わせてご検討ください。

方法④:教育ローンを利用する

貸与型の奨学金と比べると利率が少し高いですが、比較的低金利で借用することができるのが特徴です。

上限350万円まで借りることが可能です。

方法⑤:学費が安価な大学院へ留学する

実は北欧やヨーロッパには、ノーベル賞受賞者を輩出するようなレベルの高い教育を行っている大学院でも、学費が無料または安価な国が多くあります。

例えば、ノルウェー、ドイツ、アイスランド、オーストリア、フィンランド などが挙げられます。

ただし、英語だけで授業が受けられる学校は限られているため、英語を磨きたい場合は大学のコースやプログラムをよく調べることが大切になります。

私の場合は、留学費用を「方法①:仕事・アルバイトをして貯める」と「方法③:奨学金を利用する」で用意しました!

他にもさまざまな方法があると思うので、時間をかけてじっくり考えて、自分の状況に合った方法を決めてください。

まとめ:留学先によって留学費用は大きく異なるから、しっかりとした準備が大切

今回は、「大学院留学必要な費用」と「留学費用の準備方法」について説明しました。

留学に行ってみたいけど、費用面で厳しいという人は多いと思います。

実際にご覧頂いたとおり、留学の費用は決して安くはありませんが、留学に行ってみたいという気持ちは大変貴重だと思います。

その目標を実現させるためにも、早い段階から留学資金をためる計画をたてましょう。

どうしても留学までにお金を用意できる見込みが立たないというときは、奨学金制度や教育ローンを検討することもおすすめです!

今回の内容は以上となります。

当記事をお読みいただきありがとうございました!

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以上です。

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