自己愛と自尊心

自分を愛せない/好きになれないみんな〜!!自尊心もててる?


きっかけ

自己愛と自尊心の違いから始まるんじゃないのかと思ったよね?ごめんね。でもちょっとでいいからきっかけを読んでほしいな。
わたしは自分でもわかってるけどめちゃくちゃめちゃくちゃ自己肯定感が低い。
どのぐらい?って言われると具体的に説明が難しいけど、なにか仕事を任されて失敗したら(そのミスの大小はさておき)「こんなものもできないなんてクズだ」とか「こんなこともできない/中途半端な奴だからダメなんだよなおれは」って考えちゃうタイプ。

いやそれみんななるし!!!

って思った人いるかなーいそうだなーきっといると思うけど、その落ち込み方がすごいのとズルズル何日も引きずるから余計ループで考えちゃうというスパイラルタイプです。1人反省会もすぐ開催しちゃうし、定期的に自分嫌いになるわたしみたいな人がいたら、このnoteで自己肯定感とは何か、自分を愛するってどういうことか考えてみてね。

わたしは性格診断が好きでよくやるんだけど、そのほとんどの結果に表示されるのが「自己愛が強く自尊心が低い」って言葉。自己愛=自尊心じゃないの?そもそも自尊心ってなに?って思って調べてみたよ。


自己愛と自尊心の違い

実は自己愛の意味について学術的に定義はされていないらしくて、いろんな意見があった。その中でわかりやすいなと思った記事を引用しつつ、わたしなりの解釈を述べてみようかな

自己愛=自分は特別な存在
自尊心=自分は尊重されていい存在だという意識
自己肯定感=良いところも悪いところも認めて受容する


また違う記事だと「自尊心のある人と自己愛ある人では、『幸せ』の感じ方に違いがあります」(原文ママ)とも言われてて、こっちは例えがすごくわかりやすかった

・自分は幸せだと感じるために条件があるかないか
・自身の評価を、自分自身でするか他者にされるか
・否定や批判を受けても、自信を持ち続けられるかどうか

ひとつめの「条件があるかないか」では、
自己愛が「○○したら(であれば)幸せ」と条件付きの幸せであるのに対して、自尊心がある人は自分そのものを肯定してあげることができるので、無条件に「自分は幸せである」と感じることができる。

ひとつめの記事と重ねて考えてみると、自己愛が「自分は特別だという感情」=「自分は○○できているから特別で幸せ」というように、自分の幸せの基準が自分じゃなくて他人に評価を委ねてしまっている形なんだよな
これは2つめの「・自身の評価を〜」に繋がる部分があるね

自尊心や自己肯定感にも「自分が好き」って感情はあるけど、自己愛はそれよりさらに「誰かと比較した場合」自分は○○だから(ができているから)好き、という他者との比較で自分に優位性を見出している

さすがにクズだなぁ〜〜〜〜
だけど実際こうだもんな、しっかり自分の悪い所を見つめて治していこうね^^(自戒)


自尊心がある人はもともと自分は尊重されるべき人間、という思いを持っているから、無条件に自分を尊敬し肯定することができる

つまり3つめ「・否定や批判を受けても~」は、元々自分を尊重できている自尊心高めの人は評価に関わらず自信を持ち続けられるけど、自分の評価を他者に委ねている自己愛高めの人は否定や批判=他者からの評価で自分を認めてあげることができなくて苦しむ
ということ。


原因

この自己愛が高すぎたり低すぎたりする原因については、幼少期に養育者から認めてもらうことがなかったり、反対に過保護だったりしたことでうまく自分を作り上げられなかったことが関係してる。
見捨てられることを恐れるあまり、自分は優れているとイメージして精神を保ったり認めてもらえることで見捨てられないという安心感を求めてしまうのだそう

人間誰しも「認められたい」「賞賛されたい」という思いを持っているから、ある程度までは健全な願いなんだけどそれが極端すぎるとこうやって生きづらくなっちゃうよね〜人生ってむずかしい^^


まとめ

ここまで話した内容をまとめると、

  • そもそも人間の根底には良いところも悪いところも認めて受容するという自己肯定感がある

  • その上に自分は尊重されていい存在だという意識=自尊心=どんな評価をされても自分が揺らがない意識が成り立つ

  • さらにそれらを踏まえて自分を大切にすることができる=自己愛の成立

てことであってるかな?よね?

ちなみに、自己愛が成熟すると他者にも愛情を注げるようになるからその状態で初めて人を愛すことで幸せにできるのかなと思うよ でも愛ってすごく難しくて、真っ先に自分を愛せないと他人まで愛する余裕がなくなるけど、まずは誰かを愛さなければ愛してもらうこともできないからね だからそのための予備動作として、発達環境の中で「愛してもらう」ことをまっさきに覚えないといけなくて、そうやってもらった愛を循環させていかなきゃいけないんだよ


「自己愛が高くて自尊心が低い」

じゃあ結局、「自己愛が高くて自尊心が低い」ってどういう状態なのかというと
=きちんと育つべき自己肯定感や自尊心が育たないまま、自己愛が必要以上に育ってしまった
もっとわかりやすく言うと、自分で自分を認めて肯定してあげられてないのに自分は特別だという感情を持っているために矛盾を抱えている状態。
自分は特別じゃないの?→特別でありたいけど自分を認められないからそう思えない、だけど特別な存在って思ってほしい

ここらへんは「思ってほしい」とか願望が入ってしまっていけないね 先に自己肯定感を上げなきゃ他人に許しを乞うたり、存在理由を証明してもらおうとしてしまうのが良くないところ
ひとつずつ治していこうね


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