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世界の未来を創る島 - Sarushima -

私がこの記事を通して伝えたいこと、


それは、『これからは何かを生み出すよりも、今あるものをどのように残していくか』に注目して欲しい!


今の時代を生きる私たちにとって

これは、見落としてはいけない、大切なことだと思い、記事を執筆しました。


歴史探求ラボ活動

参加した背景

私は猿島で開かれているワークショップ「歴史探求ラボ」に参加する前から、猿島に観光に行ったり、猿島でアルバイトをしたりしていて、馴染み深い存在でした。

歴史探究ラボってなに???
横須賀・猿島の「歴史」を題材に、地域にある資源を調査・再発見を目指し、各々の興味をもとに問いを立て、自治体や企業等の協力も得ながら探究していく。

ラボに参加する前から感じていたことは、

「猿島を訪れる人の多くがレジャー目的で、史跡見ずに帰っちゃうんだよなぁ」
「歴史遺産の島なのに歴史遺産を目的に来る人少ないなぁ」

そんなことを思っていたところ、

このラボを知り、思い切って参加しました。


私が行った活動

私は【歴史遺産×観光客増加】をテーマに掲げ、関係者の方に、私なりのアイデアを提案しました。(2022年10月17日)

①本格的な保存整備を行う
②大砲の復元(砲台跡地からは想像することのできない当時の情景を作り出す)
③兵舎や弾薬庫のみ整備を行い、より明確的な観光プランの作成を行う(観光客が兵舎や弾薬庫に入れるように整備し、「ご開帳」のような特別さを出す)
④VRやドローンの活用を行う(当時の戦闘機の目線で空から)

私の考えが変わったきっかけ

皆さん、人生で1回くらいは歴史遺産を見に行ったこがあると思います。

多くの場合、歴史遺産って、訪問客の為に遊歩道や案内板など、綺麗に整備されていませんか?

その整備ってなんの為に行われていると思いますか?


私はそこを訪れる観光客の為だと思っていました。


あながち、間違いではありませんが、第1の目的はそこではないんです。


歴史遺産の整備・保存の目的使命は【教育】にあるそうです!

「歴史遺産の保存の目的使命は教育にあり、人類の英知が築いた貴重な資産を後世に正確に伝え、人類の文化の水準を上げること」

私が提案したアイデアは、

歴史遺産の間違った活用をしようとしていました。


観光があっての教育ではなく、

教育があっての観光だと気付かされました。


どのような意識を持つべきか

私たち人間は幾つもの素晴らしい発展をとげ、家庭や社会の生活環境を良くしてきました。

しかし、何事にも裏はあるように、ニンゲンは犠牲にしてきたものが多くあります。

現在では環境問題、インフラ老朽化問題、海洋プラスチック問題などなど・・・

これからの時代は全ての分野において、生み出すよりも「保存」や「保全」や「維持」を重要視しなければならないと思います。


いわゆる「Sustainable / 持続的」ということです。


私が歴史の側面から学んだように、

その身近で誰もが分かりやすい例が、ここ【猿島】には詰まっていると思います!


自然・歴史・ヒトが、平等に共存して存在している島だからこそ、

出来ること・学べることがたくさんあります。


ぜひ猿島に、他の観光客とは違った切り口から猿島を楽しんで頂き、

頭で考えるのでなく、身体で未来のあり方を体感して頂けたらと思います。


久遠

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