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おれ流で書くクラシックコンサート鑑賞の手引き

はじめに

趣味と言えるほどのものではないのですが、僕は年に4回ほどクラシックコンサートを鑑賞しています。動機としては「金払ってめっちゃ真剣に音楽を聴きたい」です。高尚な意識とかはありません。普段は野良声優のシチュボとか聴いています。この辺の語りは今年5月に書いた記事とダブるので割愛します。

先月に日本一高いバンジージャンプをしに名古屋と岐阜へ旅行したのですが、その前日にフォロワーさんと名古屋でクラシックコンサートを鑑賞しました。その時に改めて思ったのですが、聴衆の年齢層が高すぎる。これもう半分養老院だろ。

しかしこの原因は、若年層を中心になんとなく広まっている「クラシックコンサート鑑賞って敷居高そうだな」という無意識に設けられたハードルが原因の一つではないでしょうか。完全に想像ですが。

僕はクラシック音楽や鑑賞について語れるほどの素養をそもそも持ち合わせていないのですが、もっと若年層にもクラシックコンサート鑑賞が広まってほしいという思いと、いつも通り自身の思考整理を兼ねて本記事を記載致します。

ぶっちゃけると「クラシックコンサート 鑑賞 しかた」とかで検索すればこの手の情報を書いたサイトはタコほどヒットします。なのでこの記事を書く目的の一つとしては、クラシックコンサート鑑賞というフィルターを通した自分語りがあります。最近こういうの書いてばっかりだな俺。けどnoteって本来こういうものですよね(ね?)。そんな本記事ですが、最後まで読んで頂ければ幸いです。

というわけで、クラシックコンサートってどんな服装で行けばいいの?鑑賞の時に心掛けることは?オタクはアイマスのライブしか行っちゃいけないって本当?書いてみました!

本編

■そもそもどこでコンサート情報を知ればいいの?

僕は大阪に住んでいるので、ザ・シンフォニーホールの公演スケジュールを確認しています。その他地域にお住まいの方はまず「〇〇(地名) クラシックコンサート」で検索して頂ければヒットすると思います。

またまた大阪を引合いに出して申し訳ないのですが、他にもバス比較ナビでは大阪各地で催されるクラシックコンサートのスケジュールを調べることが出来ます。なぜバス比較ナビなのかは不明です。

なおコンサートによってはチケットは郵送です!とかも普通にありますので、突発的に「明日島根と鳥取行くか~」みたいな行動を起こす俺みたいなタイプの人間はコンビニでチケット発行可能かも確認した方が良いです。

■最初はどんなコンサートを聴きに行けばいい?

高校や大学の吹奏楽部、交響楽団など様々なオーケストラの公演が日々催されています。親子向けなど種類も多彩です。演奏する曲で自分が知っているものが演目にある、単純に興味が湧いたコンサートなど、気になった公演に足を運んでいただければと思います。

当然ですが有名なピアニストの演奏がある、著名なオーケストラの公演はチケットも高価ですし早めに予約する必要があります。有名どころから攻めるのも良いと思いますがこの辺はご留意ください。

ちなみに!僕のおすすめは「往年の映画の名シーンをオーケストラの生演奏BGM付きで鑑賞しよう」ってやつです。シンフォニック・シネマコンサートとかシネマ・オーケストラとか呼称は色々あるらしいですが正式名称は不明。僕はオードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『シャレード』をこれで鑑賞しました。最初のうちはほぼ全部知らん曲を長時間聴くのって辛いんですわ。やっぱ視覚情報もあった方が、知らない曲でも結構楽しめたりするんですわ(お嬢様)。

なお、これを鑑賞した後日に行った街コン(参加人数少なすぎて男女全員が一つのテーブルに顔合わせるタイプ)で女性陣から「最近休日になにしましたか〜?」と聞かれたのでこれ鑑賞した旨を答えたら「え?コイツ…ヤバ」な空気になりました。なんでだよ。見た目の問題か?

閑話休題。けれども、この映画×オーケストラの組み合わせ公演って意外に少ないんですよね。なのでそれ以外ならアニメやゲーム音楽のコンサートとか良いんじゃないでしょうか。初音ミクとのコラボや、プロジェクションマッピングを利用したやつとかもありますよ。

■金額は?演奏時間は?大体の目安でいいから教えて

コンサートにもよります。3000円とかのもあれば9000円とかそれ以上も。席も一律同じ価格のものやB、A、S席と分けられているものもあります。当然ですがランク分けされている場合はS席はステージ全体を見渡すことができます。B席だとステージの2/3しか見えないとかザラにあります。

多分ですが大体のコンサートホールはWEBサイトに「この辺の座席からはステージはこう見えます!」と解説したページがあるので、チケット購入前に事前確認を実施することをご推奨させて頂きます。誰かと鑑賞する時は座席位置は気にしないのですが、一人で行くときは僕は舐めるように確認しています。

演奏時間はだいたい2~3時間です。これは演目によります。

■服はなに着ていけばいいの?

海外の有名オーケストラの夜公演とか以外なら、奇抜じゃなければなんでも良いと思います。チェックシャツ着たジジイとか普通にいるし、ガチガチにフォーマルな服装で行くと逆に浮く。僕は大体はビジネスカジュアルな服装にしています。女性の服装は…すみません、知らん女性の服装とか意識して見たことないからわかりません(使えね~)。

ともかく肩肘張る必要は無いんです。自分が一番落ち着ける服がベスト。流石にアニメのTシャツとか着てる人は見たことないですけど。どうしても気になる方はコンサート開場前の様子を見に行ってみてはどうでしょうか。

■コンサート鑑賞で注意することは?

3点あります。極論いえば今から書く内容だけ注意すればいけます…多分。

①演奏中に音立てない
花粉とかで鼻水ヤバイ人は事前に薬を飲んでください。スマホの電源は切る。モゾモゾ動いて布が擦れる音を頻繁に出さない。コンサート開場ってめっちゃ音響きます。小さい音だと思っていても予想以上にデカい音になって反響します。なので演奏と演奏の間にみんな無限に咳払いしてる。キチゲ開放?

②一番最初に拍手しない
「演奏終わった?最高の演奏だったぜ!」と気持ちが高ぶり、音が鳴り止んだ瞬間に万雷の拍手を送りたい気持ちは分かるのですが、曲によっては数秒おいて再度演奏が始まるものもあります。指揮棒見ろとか書いてるサイトありますが、初めての鑑賞でこれを覚えている保証はありません。なので後追いがベター。自分が拍手したあとに普通に演奏再開すると死ぬほど恥ずかしいし、周囲は「あ…」みたいな雰囲気になります。具体的にいえば自動車学校の卒業検定で受検者が試験管にハンドル握られた瞬間の車内みたいな感じ。

③途中休憩がある公演ではお手洗いは事前に済ませておく
これは特に女性向けなのですが、お手洗いがガチのマジでタコのアホみたいに混む。「本当は漏れそうだけど用を足すとコンサートに間に合わない!」で突撃すると地獄を見ます。それなら最初の一曲を捨ててお手洗いに行った方がマシ、な場合もあるでしょうが最後は自身の胆力次第でしょうか。

■そのほか注意事項

クラシックコンサートの前にコース料理を食べようとしてはいけない。

おわりに

いかがでしたか?(クソまとめサイト)

例の感染症もあって現在も先が読めない世情だったりもしますが、クラシックコンサートや声楽などを鑑賞する人がもっと増えますようにと願っています。一丁前に色々と書きましたが、この記事を読んで一人でも多くの人がクラシックコンサート鑑賞に興味を持ち、実際に足を運んで頂くことほど嬉しいことはありません。

僕個人のオススメ鑑賞方法も書こうと思いましたが、変に先入観とか与えてしまってもなと考えたので書くのやめました。皆さんも自己流の鑑賞スタイルを作ってみてくださいね。

最後に、僕の好きな交響曲のうちの一曲を紹介します。

アレクサンドル・グラズノフ「交響曲第5番」

4つの楽章から成っており、どれも単純に聴いていて楽しい気持ちになります。実際本記事もこれを聴きながら書いています。本当はもっとクラシックコンサート鑑賞について「語り」たいですが文字数が3000文字超えたので割愛します。ラ音の周波数がさァ〜(割愛)。

もう少し書かせていただくなら、この動画はカメラワークも綺麗に収まっていて特にオススメです。視覚的にも楽しめます。はい。iMacの画面をに分割して、左目で演奏動画を鑑賞しながら右目でnoteの文字を追いながら本記事は完成しました。

クラシックコンサートだけでなく、ミュージカルやオペラ鑑賞とかもしてみたいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上

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