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丁寧に自分と向き合い、ひとつひとつ問いかける。自分を知る「片付け」。読書メモ『Joy at Work』

近藤麻理恵さんと
スコット・ソネンシェインさんの共著
『Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる』
を読みました。

片付け×ときめくキャリア

『人生がときめく片付けの魔法』は
世界40か国以上で1,200万部突破のベストセラーと
なった、片付けの第一人者、近藤麻理恵さん。

すでに持っているものをよりよく使うことで、
人々が仕事で成功と満足を見つけるための
方法を示し、「ときめくキャリアづくり」の
専門家である、スコット・ソネンシェインさん。

このお二方が手を組み、
「自分にとって本当にときめく仕事人生を
送るにはどうしたらいいか」

自分がときめくワークスタイルを
手に入れるための問いを与える、一冊です。

私は昨年12月23日に開催された、
近藤麻理恵さんの旦那さんである
川原卓巳さんの、朝渋での著者イベントに
参加したことをきっかけに本書を知り、
読書しました。

本書の章構成

第 1章 どうして、片づけが必要なのか?
第 2章 片づけでリバウンドしないために
第 3章 仕事場を片づける
第 4章 デジタルデータを片づける
第 5章 時間を片づける
第 6章 決断を片づける
第 7章 人脈を片づける
第 8章 会議を片づける
第 9章 チームを片づける
第10章 片づけの魔法をシェアする
第11章 もっと仕事で“ときめく"ためには

読書中のツイート

ひとつひとつ、丁寧に自分に問いかける

仕事場やデジタルデータ、人脈など。
さまざまな内容で「片付け」について
書かれた本書。

自らのときめきを基準に、片付けをすることに
ついては、ほぼどの章にも書かれているのですが、
本書で言おうとしていることは
「自分との向き合い」なのではないかと考えました。
そして、これは仕事のキャリアというよりは
人生のキャリアを考えるうえで大事なことかな、と。

自分にとっての理想とは、何だろうか。
自分は何に、どうときめくのか。
自分はどんなことで関わることができて、
役に立つことができるのだろうか。
自分はどういうことで、自分事として考えて
世の中をつくることに参加できるだろうか。
自分が、現状から学べていることは何だろうか。

ひとつひとつのことに対して、
丁寧に現状と向き合う。
そして、問いをかけることから
はじまるように感じました。

ただ捨てることではなく、
自分と向き合い、自分を知る。
それをスタートに、自分の理想に向けての
行動につなげていく。

自己理解としての片付けの大切さを
実感した一冊でした。

私も、じっくり自分と向き合い問いかけ、
片付けをしていきたいと思います。


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