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苦手を克服するよりも、得意で勝負。因数分解して、自分の解像度を上げていこう。朝渋ONLINE『人間関係がラクになる空気を読まない仕事術』イベントレポート

本日9月16日の朝は、
朝渋オンラインで開催されたイベント
『人間関係がラクになる空気を読まない仕事術』
に視聴参加。

ゲストは石倉秀明さん

今回のゲストは、石倉秀明さん。

700名超のメンバーがフルリモートで働く
株式会社キャスターの取締役COOを務め、
bosyuの責任者も兼任しています。

8月27日に初めての書籍
コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術
を出版され、朝渋のイベントには
何度か登壇されていながらも、
今回が初の「著者」としての登壇に。

仕事で成果を出すために、
「コミュニケーション力」が必要と
つい思ってしまいがち。

確かに、人とうまく付き合っていける
コミュニケーション力は
あるにこしたことはありません。
ですが、なくてもなんとかなる。

もともとコミュニケーション力に
コンプレックスを持っていたけど、
仕事で成果を出すことができた。

実は、コミュニケーション力と
仕事の成果は関係ないんじゃないか…?

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それをご自身の経験を踏まえて伝えようと
出版されたのが本書であり、
今回のイベントでも、コミュニケーション力が
なくても生きていける仕事術について
お話ししていただきました。

基調講演

「コミュ力」と「コミュニケーションが取れる」はちがう

世の中では、コミュニケーション力が
コミュニケーションを取る力だと思われ、
コミュニケーション力がないと
ダメな人だという前提というか、
思い込みが蔓延しています。

ですが、ご自身の経験を通じて気づいたことが。

「コミュニケーション力」と
「コミュニケーションが取れる」は別のもの。

仕事はコミュニケーションが取れればいい。

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ここでのコミュニケーションとは、
相手の言っていることが理解できて、
自分の伝えたいことが伝えられる、ということ。

その悩み、本当にコミュニケーションの悩みですか?

多くの人が陥ることとして、

「伝わった」「理解できた」が
できたできなかったことよりも、

それを伝えたことで
「相手にどう思われるか」
を悩んでしまうことがあります。

ですが、相手の反応や人間関係は
伝えることや理解することといった
「コミュニケーション」の行為とはまた別であり、
さらに、自分でコントロールできないもの。

自分が伝える、理解する。
コミュニケーション自体に
集中することが大事です。

苦手を克服しない、得意で勝負

私、コミュニケーション苦手なんで…
こういう人はよく見かけます。

ただ、コミュニケーションって
細かく見ていくと幅広いですし、
そのままだと解像度が粗いもの。

「コミュニケーションが苦手」
この苦手を細かく因数分解してみましょう。

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本当に、全部が全部苦手でしょうか。
比較的得意なものもあるのではないでしょうか。

私だったら、話すことや会話の場は苦手ですが、
聞くことや書くことなどは比較的得意であり、
だからこそこうしてブログやnoteを
書いているんだろうな、と思います。

先週の西岡さんのイベントとも関連して、
今回の因数分解も、解像度を上げると
いうことなのでしょうね。

トークセッション

コミュ力の因数分解

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コトに向かう


準備力

テレビでのコメンテーターとしても
活躍されている石倉さん。

しかし、その裏側ではしっかりと準備を行い、
心理的安全性を確保している話を。

完璧ではない。
そんな自分を知っているからこその準備力であり、
この準備で補うことで不安を解消できる。
それが大きいのですよね。

これは私も準備があるから安心して
動くことができることを実感しています。

得意なこと

悩む、を考えるに


まずは全部出し切る!自分の解像度を上げよう

最後に、今日からできることとして
「まずは全部出し切ってみる」
とアドバイスいただきました。

基調講演、トークセッション、質疑応答と
イベント全体を通じて
石倉さんがお話しされていたこと。

苦手を克服せず、得意で勝負する。
因数分解する。
相手のご機嫌取りではなく、
コミュニケーションそのものに集中する。

得意なことって、当たり前すぎて
気づけなくなってしまっているので、
自分をよく見て解像度を上げることが大切で、
そのための「全部出し切る」なのかなと思いました。

じっくりと因数分解をして、
解像度を上げていきましょう。

石倉秀明さん、ありがとうございました。


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