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未経験からの産業保健、この資格で備えよう。

こんにちは、iCARE ProfessionalService部 部長の金原(きんぱら)です。
本日は、iCAREに入社するぞ!という方はもちろん、企業で人事部に所属されていてこれから産業保健に足を踏み入れようとしているそこのあなた!に、産業保健に備えるための資格について書いていこうと思います。

iCAREの推奨資格取得状況

◎ 衛生管理者 約2割
◎ メンタルヘルス・マネジメント検定 3割超
◯ 健康経営(エキスパート)アドバイザー 約2割
※母数は全従業員、エンジニア等も含める執筆時点数

ここで取り上げた3つが推奨となるわけですが、推奨理由と、iCAREでの取得支援についての違いをご説明していきます。

衛生管理者

これは産業保健スタッフ(産業医、産業保健師等)を除くと産業保健ど真ん中な資格です。健康診断や労働環境についてはもちろん、有給取得日数等も出題範囲に含まれる、実践的かつ幅広く「働くひとの健康を世界中に創る」ための知識が満載です。
この資格は種別が2つありまして、以下のように定義されています。

第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。 第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。

資格の紹介(第一種衛生管理者 - 安全衛生技術試験協会)

iCAREでは資格を取得することの支援(受験費用)と、資格手当(資格を持
っていることに対して支給があり、第1種と第2種で差がある)の両方があります。ただし、受験資格を得るための条件がありますのでご確認ください。

メンタルヘルス・マネジメント検定

こちらも定番となりますが、大阪商工会議所、施行商工会議所が主催する検定試験です(これ、なぜ大阪の商工会議所なんでしょうね、どなたかご存知だったら教えてください)。こちらも種別というかコースが3つありまして、セルフケア(Ⅲ種)、ラインケア(Ⅱ種)、マスター(Ⅰ種)とありまして、金原のような管理監督者に求められるメンタルヘルスの知識水準がⅡ種です。ちなみにⅠ種はマスターだけあって試験の難易度が高く、Ⅱ種が午前中、かつ選択問題であるのに対して、Ⅰ種は追加で論述問題があり時間も長いですし応用力、総合的判断力が問われます。

こちらもiCAREでは資格を取得することの支援(受験費用)と、資格手当(資格を持っていることに対して支給があり、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種で差がある)の両方があります。

健康経営(エキスパート)アドバイザー

こちらは名の通り「健康経営」の普及・推進者となるための認定制度です。こちらは東京商工会議所が主催しています。こちらも2段階に分かれていまして、”アドバイザー”と”エキスパートアドバイザー”があります。前者はオンラインで受験でき、設問数も少ないことから基礎的な知識があれば合格することができると思います。後者はパソコンを使うCBT方式の知識問題に加え、知識問題合格者に対するワークショップと課題提出があります。
エキスパートアドバイザーのほうは、企業の経営者に対して課題のヒアリングや提案を行うようなロールプレイもあり、実践的な部分も認定の対象となっているようです。

ちなみに合格者のうち希望する方は以下の一覧に掲載をすることもできます。

こちらの資格は、iCAREでは資格を取得することの支援(受験費用)が所属長の判断で、支給があります。

さて、簡単ではありますがご紹介は以上となります。

なぜ資格を取得するのか

取得するメリットについて、金原はこのように考えています。

  1. 知識が身につく (まぁこれは当たり前ですね)

  2. 箔がつく(この資格を持っているということは・・・と思ってもらえることで信頼を得る初速があがる)

  3. 接点が増える(受験仲間等、新たなコミュニティが生まれることがある)

と、この3点を社内で話したことがあるのですが、加えてもう1つあったなーと思ったのがこちら、

自己効力感が上がる

です。一つ一つの資格は、当たり前ですがすでに取得をしている方がたくさんいますので、「今更とってもね」と考えてしまうかもしれません。ただし、隣接する資格をかけあわせて保有していたり、普段のコミュニティとは違う資格を持っていることで新たなきっかけや転機になる、そんなことが起きるかもしれませんし、何より「頑張った自分」がやってきた学習を振り返り、棚卸しをすることで自分がやってきたことを踏まえて、これからの自分がどうやっていけるのかを前向きに考えることができると思います。そんな効果も資格取得にはあるのではないかと考えています。

と、ちょっと脱線気味ではありますが、産業保健領域に興味がある、まさにこれから取り組む、そんな方にはぜひ取り組んでいただけたらなと思います。

iCAREでは福利厚生として「資格手当」が定められています。他の福利厚生についてはこちらのiCARE bookをご覧ください

そんなiCAREでは、事業成長を一緒に実現していただく仲間を募集しています。興味を持っていただいたら、iCARE公式noteやX(旧Twitter)で探していただくとiCAREメンバーのリアルに触れることができますので見ていただけたらうれしいです。

それでは!

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