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転職先として産業保健領域を選ぶということ(資格・経験無し)

こんにちは、iCAREの金原(きんぱら)です。
今回は今まさに、もしくはこれから、転職やキャリアチェンジを考えている方に金原の経験などを踏まえてお伝えをしようと思います。
数日前に書いたnote「面接官 iCARE金原の攻略法 - 3つの質問」の、元々書こうとしていたものが今回の記事です。

(このnoteのネタ元ではないんですが、当社のリーダーが書いた参照リンク先豊富なnoteがすでに存在していることを予め告白しておきます)

前提として金原自身は入社当時
・産業保健スタッフに求められる資格(産業医、保健師、看護師)は保有していない
・人事労務の実務経験は無い
という条件に該当します。いわゆる資格無・未経験者でした。
そんな未経験者が産業保健という領域でビジネスをしている 株式会社iCARE という環境をなぜ転職先として検討・決定し、今も働けているのか、を書いていきたいと思います(個人の健康に対する考え方や事業に対する想い、ではなく”継続して働くために”に焦点を当てて書きます)。

産業保健の対象者としての経験はある(だからビビるな)

「産業保健」と聞くと医師(産業医)、保健師、看護師、等専門家が活躍している場面を想像される方が多いと思います。かつての金原もそうでした。
しかし、ここでいう「産業」って「産業領域=働く人を対象とする領域」であり、ようするに我々が働く職場、企業という事なので、企業で働く方は基本的に産業保健の当事者経験がある(のでまったく未知の領域ではない)と言えます。年に1回やってくる、あの定期健康診断やストレスチェック、が具体的には該当します。さらに、管理監督者を経験された方であれば組織やメンバーの管理、も隣接業務と言えます。そう考えると少し気が楽ですね。
また、多くの場合、人事担当者も産業保健の実務担当者となりますので、その点においても自分は専門家じゃないから…という心理的ハードルは取り除くことができます。

知識は得られる(だからがんばれ)

医師(産業医)や保健師・看護師等は国家資格であり、急になることはできません。しかし、周辺知識は体系化(具体的に言うと資格・認定制度)されているため知識を得ることができます。資格を持ってるから**ができる、持っていないからできない、という事ではなく、物事の解像度を高められるのと、結果的に信頼を得ることができると考えています。ただ、当たり前ですが興味関心を持って勉強する事は必要です。

・衛生管理者
・メンタルヘルス・マネジメント検定
・健康経営エキスパートアドバイザー
※一部資格には資格手当、取得補助制度があります。

結局どう働くかは自分次第

それを言ったらおしまいでは?という身も蓋もない話ではありますが、どう働けるか、の当事者は自分自身です。成果が出るか、自身が持てるか、頑張れるか、すべての主語は自分です。
ただ、それらは運に任せるのではなく、自分で環境を準備できるのです。
・自己理解 何がしたいのか、何ができるのか
・仕事理解 何を期待し求められているのか
・準備 求められているものを理解し入手方法を決定
・行動 求められているものを習得
キャリア理論に則って行動すれば良いと考えています、このあたりは今後追って書いていこうと思います。

ではどんな仕事があるの?

ここまで散々未経験者でも産業保健領域にチャレンジできる、という事を書き続けてきましたが、最後に「実際何ができるの?」という疑問にお答えをしたいと思います。

それがこちら、産業医紹介事業を担当している Company & Doctor Successチーム のポジションです。このチームの名称は "Customer Success(カスタマーサクセス)"を元にしていまして、「 働くひとの健康を世界中に創る という当社のパーパスを実現するためには、産業医(Doctor)側だけを向いていては実現できない、企業(Company)側の課題やニーズに向き合う事で成功(働くひとの健康が創られている状態)を目指しましょう」という考えから命名されています。

つまりこのチーム、ポジションの役割は「健康課題を抱える企業と、産業保健の専門家である産業医とが適切に連携し、健康課題を解決していける状態を創る」であると言えます。
直接的に産業保健業務を自身で提供する役割ではありません。しかし、企業の課題と、その解決のために必要な支援や業務をどれだけ理解できるか、そのために基礎的なドメイン知識の習得はもちろん、日々アップデートされる情報をインプットし続けられるか、が求められます。それをやり続けることこそが、経験と同等以上にこのポジションに求められているものではないかと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。noteのスキ、フォロー、そして何より興味を持っていただけたらこちらのポジションへのエントリー、よろしくお願いいたします。

#転職 #キャリア #iCARE #産業保健  


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